取り返しのつかない選択だった
引き返すのは無理な距離だった
見上げた空が 初めて僕に
笑った気がした
光で誤魔化された偽りの青と
何でも書き足せる虚無な白が
最期の追い込みをかける
散らばったパズルの中に 正解は無かったんだ
自ら創り出すという課題なんて
言われなきゃ気付くわけないのにさ
散らされたアルバムの中に 幸せは無かったんだ
他人に映る僕の人生なんて
読み飛ばされる週刊連載
地上まで十三メートル
皮肉なタイミングで 思い出すものだよ
そうだね
僕は
確か