僕の夢が叶うまで
あと何度流れ星は降り注ぐんだろう
まとまらない頭を庇うように
足元ばかりが壊されていく
霞む視界と濁る言葉を
繋ぎ合わせて繋ぎ留めては
薄めて温(ぬる)めたミルクのような
君との思い出だけを呑みながら眠る
理屈と影だけが後からついてきて
追い越すための数歩の光がまだ足りないみたいだ
守れた言い付けほど役には立ってくれなくて
聞きそびれたことばかりを何故か理解しすぎてる
壊れたから止まったのか
止まったことを壊れたと喚いたのか
今ではもう わからないけれど
僕の夢が叶うまで
あといくつ夜空の星は消えていくんだろう
実はもう解けている問題を
わからないフリのまま過ごしていく
僕の夢が終わるまで
あと何度流れ星は降り注ぐんだろう
まとまらない頭を庇うように
足元から切り崩されていく