何ピースか足りないパズルを
わかっていながら与えられては
「早く作れ」と急かされる
足りない言葉で
足りない配慮を
でもわかってはいるんだよ
物足りない人生だ
転がり堕ちる一辺倒で
見つけたモノは食べかけと飲みかけ
完成品を手に入れられる者が
贅沢に映る貧乏性
創作意欲に言い訳を並べては
崩壊か破壊かの中途での辞退
最後まで気付けない嘘は
そこに夢しか見せはしないから
器用な生き方として
イージーモードに設定した時点で
ゲームオーバーは確定してるんだよ
中途半端に生きながらも
リアルさを嘆き苦しみ生きるのさ
繰り返されるバグの中で
繰り返されるチュートリアル