現実から目を遠ざければ
見えてくるモノは非現実だなんて
それがネガティヴなんて言い聞かせていた
とんだ甘えた意識のポジティブ
非現実すら見えてこない妄想の中は
結局追いかけてきた現実に追い込まれるだけの空白の空間
何も見えてやこないさ
何も聞こえてやこないさ
何も見せてはくれないさ
何も魅せてはくれないさ
非現実も妄想も幻想も
結局はリアリストな自分が作り出した
現実的範囲内での夢幻
逃げても逃げても逃げ切れないから
同じ座標でさ迷ってるよ
避けても避けても避けきれないから
同じ座標で留まってるよ
耐えても耐えても耐え切れないから
同じ座標の上で
もがいて もがいて 苦しんで
同じ緯度に居るキミに喜んでは 線を引き
同じ経度に居るキミに望んでは 線を引き
同じ角度に居るキミに依存では 線を引き
星座なんて できやしない
星座になんて なれやしない
つながっては もつれ
もつれては ちぎれ
やっぱり一つの点なんだって
やっぱり独りの場所なんだって
やっぱり同じ箇所なんだって
軸はブレまくるのに
式は遠回りして
それでも答えは一つ
動いていくのは強さだけで
弱さまでは連れてってくれないんだよ
待っていても何も届かない
距離で 位置で
終わりを待つしかないんだよ