近くに感じる遠い夢は 味がわからぬグルメ番組のようで。 | やまいだれ恨奇廃人形

やまいだれ恨奇廃人形

ノイローゼ一歩手前の人のブログ。

朝起きて見る夢は

望んでいない夢ばかり

キミが消えた闇に広がるボクの声は

現実(ココ)ではとても聴かせられない


「ドコにも行かないで」なんて

言えないから

邪魔な二つの羽を優しくもぎ取った


壊して砕いて潰して並べて

それが僕の愛し方だから仕方無い

わからず途方に暮れるキミも そのまばたきさえも

遠くへ離れる一歩だと感じで ボクは強く抱き寄せた


笑っていても泣いていても ただキミだけが恋しくて

独りで不安が零れる夜は ただボクだけが愛しくて


傍に居ないコトが 肌を感じれないコトが

キミ亡き世界をリアルに駆り立てる


つないで手繰り寄せては結び付けて

絡まる日常が御法度だから仕方無い

「愛してる」と言い続ける声も その涙さえも

今限定の言い訳と感じて ボクは上手く抱き締めれずに


壊して砕いて潰して並べて

それが僕の愛し方だから仕方無い

幸せをを感じてしまえば その後の不幸が語りだす

「いつまで?」と呟きながらも いつまでも強く抱き締めて