「SPの役目は警護で、逮捕することではない。銃を構えても撃たないし、それがSPの哲学。恋愛もない。プロフェッショナルに徹しているところがいい」
連続ドラマ「SP」は平成19年11月にスタート。土曜深夜にもかかわらず、最終回の視聴率は18・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。テロから要人を守るSP(セキュリティー・ポリス)の活躍を描き、岡田は幼少時にテロで両親を亡くし、危険を感知する特殊能力を持つようになった井上薫役。映画版では、東京で大規模テロ事件が勃発(ぼっぱつ)し、井上の上司、尾形(堤真一)の謎が明らかになる。
岡田は、映画「フライ、ダディ、フライ」(15年)でもコンビを組んだ直木賞作家で脚本家、金城一紀(かねしろかずき)(42)とドラマの原案を作り上げた。「8年前に金城さんから『アクションをやろう』と誘われて、2人で世界中の武術や格闘技、日本で可能なアクションを研究し尽くしました」
今回、監督やプロデューサーらに参考のために見せたDVDがある。2003年の米映画「ハンテッド」(ウィリアム・フリードキン監督)。アクションシーンにはフィリピンの格闘技「カリ」が採用されていた。取材時はデニムのジャケットを羽織っていたが、肩の筋肉の盛り上がりが分かる。ドラマ放送時から続けてきた肉体改造に加え、カリなどの格闘技術を2年かけて習得。トラック上での格闘など、アクションシーンのすべてをスタントマンなしで演じた。
その代わり、いつもケガと隣り合わせ。「ケガをしたら撮影はおろか映画自体が中止になってしまう。でも手を抜くと準備してきたスタッフに申し訳ない」と、常にジレンマに悩まされる撮影だったという。
「20代後半はSPにすべてのエネルギーを注ぎ込んだ」という岡田。11月には三十路(みそじ)を迎える。
「これまで、SPとは対照的な病気を抱えた男(「木更津キャッツアイ」)や、年上の女性と不倫に陥る男(映画「Tokyo Tower」)などナイーブな役柄が多かった。これからもいろいろな役ができればな、と思っています」
は来春公開予定。第2弾「革命篇」
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