先月、今月と2ヶ月連続でLIVE観戦した。
場所はどちらも京セラドーム
まず先月
King Gnu(キングヌー)5大ドームツアー
京セラドーム大阪にて
確かコロナ騒動の真っ最中、大阪城ホールでのLIVEが1回めの参戦だった。
マスク着用、席は1席ずつ飛び飛びで声援は禁止と制約が多かった。
中止になるか否かのぎりぎりの時期だったので、仕方がないとはいえもやもやした記憶がある。
今回は何の制約もなくただ楽しいだけのLIVE
2次抽選だったのでややステージが見えにくいという条件付きの席だった。
ところが席に着くと3階席でもステージに近くいい席だった。
立ち上がることはできるが興奮して階段を転げ落ちぬように気を付けなければいけない。
King Gnuのファンは半分くらいが20~30代の男性、そして若い女性、そしておばちゃん世代の昔のロック乙女も堂々と参戦。
昔ロック少女とその娘さんという親子さんもちらほら見かけた。
若者のノリは片手をふわっと挙げてゆるい縦ノリ、一方おばちゃんたち昔ロック少女はがんがんに両腕を突き上げるはちゃめちゃなノリ。
ええ、やりましたとも。楽しんだもん勝ちだ。
会場へ入る時と出る時、ぞろぞろ歩いていると「結構おばちゃんもおるんやな。」という会話が聞こえた。
ええいますとも、おばちゃんたちはね、中学生ぐらいからいろんなジャンルの音楽にまみれて大人になったんだよ。
高度成長期で景気が良くて自由に何でもできた時代に育ったんだよ。
同調圧力なんて言葉はなくて迷惑さえかけなければそれぞれが自由に生きることができていい時代だった。
ええやろ。
そして今月は何十年も夢に見ていたQueenのLIVE
デジャブの写真のようだが同じく京セラドーム大阪にて。
フレディは亡くなってしまったけど才能のあるアダムが参加し、ブライアンメイとロジャーテイラーが数十年前と同じようにフルで出演している。
客層はおばちゃん世代の昔ロック少年とロック乙女たちと3割ぐらいが若者たちだった。
おばちゃんQueenに出会ったのは高校生の時。
あの頃はお小遣いで買えるお値段ではなかったな。
去年、チケットを申し込むときおばちゃんと同じくらいQueenファンの夫を誘ったがなぜかあまり乗り気ではなかった。
帰宅しておばちゃんの興奮しながら話すLIVEの内容に驚き「そんなに本格的だったんなら行けばよかったなあ。ブライアンは76歳でロジャーが74歳やろ、フルで演奏するとは思わんやん。」と言った。
むしろ、アダムとツアーをやり始めた10年ほど前よりも若々しくなっている。
ドーパミンの力だ。ずっと光り輝く場所にいた人には窺い知れない力がある。
LIVE中は撮影に制限がなく写真や録画をする人が多くいた。そしてそれを違法なのにYou Tubeにアップする輩が多くいる。
帰宅後興奮冷めやらぬおばちゃんはYou Tubeでそれを発見し「えー⁉全部録画してるやん、あかんでこれは。」と言いながら夫と一緒に見た。
LIVE中にも何度かじわっと涙腺が緩むことがあった。
何十年来のファンは結成してから今現在までのストーリーを全部知っているからね。
行ってよかった。
残念ながら周りの席の中高年以上の方々は誰も立ち上がらなくて、何度も後ろを確認したが皆座っていたので、おばちゃんは気を使って立ち上がれなかった。それゆえやや不完全燃焼のまま帰宅してYou Tubeを観て踊りまくったといういきさつがある。
ファンも歳を取ったってことだね。仕方ない。
ブライアンもロジャーも元気でいて来年もまた来て欲しい。夫も参戦すると言っている。
さてその夫の新しいキャンプギア、石油ストーブ。
焚火だけではなく寒い夜にはストーブを使っている人が多いらしい(夫談、ほんまかどうかわからない)。
災害時にも停電になった時にあれば役に立つと力説するので反射式の石油ストーブを買おうと提案した。
「キャンプに反射式を持って行く人はいない(夫談、ほんまかどうかわからない)!対流式がいい。」
対流式は反射式の3倍のお値段なのでAmazonで買うのを却下し、おばちゃんはこっそりヤフオクで新品未使用のものを落札した。
届いて確認すると、確かに新品未使用だが約30年前のものだった。
当時からグッドデザイン賞を取っているだけあって今もデザインは変わっていない。
経年劣化が怖いのでベランダで着火テストをすると普通に使えたので一安心。
ただ、使い続けても安全かどうかに不安があるため、家では使わないことにした。
キャンプ場で支障があっても火事や事故になることはないだろう。
落札価格12500円也。
そして「春先にストーブを持ってキャンプに行くぜ!」と張り切っているロックおやじの昨日の姿。
マンション内の2階式自転車置き場でサドルの調整をした後、自転車ラックで額を負傷、出血。
洗面所でごそごそしていると思ったらぱっくり切れていた。
本人曰く「一瞬で血がぼとぼと落ちた。50ccくらい。」
実は先月額にできていた脂肪腫を取り除く簡易手術をして数針縫ってようやく傷がきれいになったところだった。
本人は数年前からできていたにもかかわらず痛くもかゆくもないので病院には行かないと言い張っていたが、近く姪の結婚式があるので初めて会う姪の旦那様に「大阪のおでこにコブのあるおじさん」と言われないようにと手術を強く勧めたのだ。
「俺は気にしない。」「私だったら絶対こぶとりじいさんって陰であだ名をつけるね。」
腕のいい美容外科兼形成外科の先生にきれいにしていただいたところだったのに、、、。
近くの外科に行くと「たんこぶはできているけど切れているのは表面だけなので縫わなくていい、レントゲンも不要」と診断を受け絆創膏を貼って帰宅した。
(夫の名誉のために薄い頭にベレー帽を書きました。)
しょんぼりしていてウケル。
「くっそー。」と汚い言葉を使っていた。
ウケル。