麺(小麦)は中国から朝鮮半島、日本へと渡
ったと言われている。
初秋に中国から朝鮮半島へと旅した。
京倫飯店
北京の京倫飯店は朝食が充実していた。3年
前より客数も多く、バイキングの品数も多か
った。
さっぱり味のラーメン、水餃子も美味しい。
パンやおかゆはもちろん、朝から麺とは嬉し
かった。
高麗ホテル・普通江ホテル
平壌の高麗ホテルは国を代表するホテルとあ
って材料、味付け、盛り付けともに朝鮮の最
高レベルにある。
来客もヨーロッパから日本、中国と幅広い。
皆の嗜好に合わせるために料理研究がつづいて
いるという。
高麗ホテルで初めて食べた「じゃがいもとトウモ
ロコシチヂミ」のもちもち感に感激した!!
チェンバン冷麺も良い出汁が出ていた。
以前、朝鮮料理協会の金ヨンイルさんから「
平壌と地方の格差を無くしたい」と聞いたこ
とがあった。
全道で高麗ホテルのような料理が出せたら本当
にレベルアップとなるであろうと思う。
滞在中泊まった普通江ホテルは、カラッと揚が
った天ぷらやチゲの辛さが丁度良かった。
ナムルが美味しかった。(^_-)-☆
そして宴会のシメはいつも冷麺、さすが麺の本
場である。
世界無形文化遺産の開城で
古都、開城の料理は在日コリアンの口に合う。
日本人も同じようだった。
平壌は比較的にキムチが薄口だ。開城は
南に近いだけあって味付けがしっかりしている。
9皿飯床を注文した。
内容は、薬飯、ナムル、チャプチェ、天ぷら
煮物など。薬飯と蕨ナムルが気に入った。
伽耶琴の音色酔いしれ、友人がチップを
渡した。
100年前と変わらない町並みの民俗旅館での
ひと時はしばし日本の喧騒を忘れることが
できる時間だった。
日本のマスコミ報道から遠く離れた癒しの
空間だった。
そして再び平壌へ。
通常、「切手食堂」と言われる三仙岩食堂へ。
アントニオ猪木議員お気に入りの食堂らしい。
初マツタケ(制裁で国内には豊富)と石焼き
ピビンパが美味しかった。
トラジのナムルがいい味だった。キャベツの
キムチもあり。
日本の焼肉店や韓国家庭料理店に優る味だった。
北京、平壌、開城を気の置けない仲間と旅した
充実の一週間。
アジアは食でつながっていると実感した
日々でした。
ご馳走様(^^♪
冷麺博物館女館長J