今回は劇場の新春らしさも撮ってきました
このエリアは当たり前すぎて通り過ぎてしまうのです
お隣がまさかの友人観劇前に近況報告、そして昔話に花が咲きました
『ポーの一族』は2回目の観劇です
先ずは開演前のこの↑風景ですが、2幕ではこうなります↓
薔薇の香り立ち込めるスコッティの館はもう2幕には出てこないのです
そしてエドガー始めポーツネル男爵一家、彼らの周囲にまでに襲いかかる不吉な出来事…諸々のことを予兆してるかのようです
単に地味になったのではなく、とても深く哀しい意味があるのだと思います
小池先生、、、ホントこういう拘りが凄い
明日海さんのエドガーは、もうエドガーでしかないほどの妖しさと美しさです
思い悩み、時には強く反抗するエドガーに心を持って行かれます
そうです!常々言っておりますが、みりおくんはそういう姿が似合う!誰よりも似合う!少なくとも私には大変魅力的に映ります
バンパネラの血を継ぐことに強く抵抗していたのに妹のために受け入れ、それでも納得出来ずにいる…後半では運命を受け入れ家族を失いながらもアランと共に永遠に時を旅する…
いや〜2番手さんが柚香さんで良かったです!
麗しい2人をこれでもか!と並べ、おまけに今回大型バズーガー砲ゴンドラ(私は『太王四神記』の頃よりそう呼んでおります)に乗せて上手、下手、上へと客席に鑑賞させまくりですよ
見上げても美しいではないですか
ま、私としましては〈ギムナジウム〉という単語が最初辺りに出てきた時点で、もういろーんなことが頭の中を駆け巡りますから
それに今回制服が2種類!!それもこれまで一度も見たことのないようなデザインで、イギリスの学校の制服は袖口の切替も大好きです
こんなところでもテンション上がります
小池先生の作品でラストがトップ&2番手はなかなかないので今回本当に嬉しかったです
本来本編終了後、2番手が下手でセリ上がり銀橋渡りながら1曲歌って次へ…がセオリーですが、今回最後の最後までエドガーとアランが一緒に居るのでセリ上がりは仙名さん、歌唱は仙名さんと瀬戸さん、鳳月さんの3名です
いいなぁ〜このスター感
ここ最近、猫も杓子も銀橋渡りますから
観てる方は楽しいかもしれませんが、私はあの銀橋は初舞台生とスターさん、或いは路線の子が渡るものだと思っています
美しいといえば、、、ポーツネル男爵一家がとても美しいです
瀬戸かずやさんのフランクは原作よりだいぶ紳士的で良い人な感じもしますが、仙名彩世さんのシーラは原作に近いかも!母性愛に溢れ、優しくて穏やかで品のある女性…だからこそチラリと見せるバンパネラの表情だったり言葉尻だったり、特に鳳月杏さん演じるジャンにそっと囁く台詞などはとても怖く、最後の豹変ぶりは凄味さえ感じます
エドガーの妹のメリーベル、華優希ちゃん
私の目がおかしいのかもしれませんが、初日カツラがあまりよろしくない状態だったような
単に見間違えだったのかもなのかもしれません、、今回は綺麗に見えました
メリーベルはあまり楽しい表情をしないので(特に後半)眉間のシワが気になりますが笑うと本当に可愛いです
ユーシスとの場面が一瞬で終わったのは寂しいですが話の進展具合と、そして何よりここは宝塚ですから、、、重きを置く場面は自ずと決まるのでしょう
やはりこの男爵一家に妖艶な美しさがないと〈人ならざるもの〉の説得力もないので回を重ねる毎にもっともっと妖しく麗しくなっていって欲しいです
先ほどのメリーベルとユーシスではありませんが、本当はストーリーをもっと深く掘り下げて欲しいところもあるのです
でもそれをやっていたら約2時間(宝塚はショーとパレードが付くのでお芝居は2時間少々でしょうか)では収まりませんよね
逆に考えればよくぞまとめた!という感じです
そう言えば、ジャンがシーラをバンパネラだと見破る時の台詞「脈が…無い」に知人は爆笑しそうになったと言ってました
爆笑って…
「ドリフかと思ったよー」
ドリフーーーー
10回観ると言ってましたがもう観んでよし
次回は15日です
明日、明後日とセンター試験ですね
娘は日頃から割と冷静で慌てたり動じたりしないのですが、流石に今日はちょっと不安そうな顔をしてました
いつもリビングで勉強してるのですが、今日はサッサと部屋に上がったので紅茶でも持って行ってあげようとノックしたら返事がない
そっとドアを開けたらグーグー寝てました
それも机の上は参考書などがとっ散らかったままです
大丈夫かな、この子
ぴ