政府はオリンピックに向けてワクチンを精力的に打っています。

 

6/24現在、17%が接種をしていますが、ほとんど65歳以上の高齢者で、高齢者の接種率は51%です。これに対して65歳以下では1.4%です。

https://www.kantei.go.jp/jp/content/KOREI-vaccination_data3.pdf

 

ですから「12歳以上の子どもにも夏休み中に打ってもらいたい」と河野大臣が言ったとか。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA200R70Q1A620C2000000/

 

コロナは老人の致死率が高く60歳以上では6%程度ですが、60歳以下では0.07%です。60歳以上の人は100倍致死率が高いのです。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000796884.pdf

 

ですから高齢者を優先して接種するのはある程度うなずけるのですが、全く死亡者のでていない20歳以下の子どもにうつことに正当性はあるのでしょうか?

 

6/13までに65歳以上が231人、65歳以下が23人のワクチン接種者が亡くなっていますが、実は1.4%の接種率の65歳以下の人は高齢者の2倍以上の致死率となり全国民にワクチンをうてば高齢者の5倍の3000人以上の若者が命を落とす計算になります(表)。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000796549.pdf

 

アメリカではインフルエンザによる6-18歳の心筋炎と心膜炎が20年間で16例発症していますが、コロナワクチンでは2ヶ月で24倍の383例発症しています。1ヶ月あたりの発症率は3000倍です。

https://www.openvaers.com/covid-data/myocarditis-pericarditis

 

そもそもの例年の年間死者数の10倍以上もの人が半年で死んでいるワクチンを死亡リスクが全くない20歳以下の子どもに打つこと自体気がふれているとしか思えません。

https://www.openvaers.com/covid-data/mortality

 

ワクチンは子ども「も」危ないのではなく、子ども「が」危ないのです。河野大臣は「も」と「が」のちがいがわかっていないようです。

 

 

 

 

馬替生物科学研究所 所長

                     第1種放射線取扱主任者
                                  馬替純二