ベッセル型LCフィルタの作り方(中間報告) | radionojikanのブログ

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 ぺるけ式AKIDACを作成した当初、秋葉原の店頭から2.7mHのインダクタが姿を消し入手できなかったので、代わりに2.2mHを使用していました。最近、部品箱を覗いたらFT50#75が2個入っていることに気が付き、これを使ったら2.7mHのインダクタが作れるのではないかと思い実験を始めたのがきっかけでした。

 ローパスフィルタの勉強をしていくうちにベッセル型を作ったら音が良くなるのではないかと思うようになり、実験経過を当ブログに載せてきました。

 今回、ある程度納得がいくものが出来たので、回路図をUPすることにしました。しかし、まだ確かめたいこともあり中間報告としています。

 インダクタは秋月電子から購入したトロイダルコアFT50#75に0.29mmUEWを巻いて作ります。Qの性能を上げるため2スタック(=2個重ね)で作りました。

 このインダクタを使ったLCフィルタの写真です。

 使用している機器は、iPhone  ➡ USBアイソレータ ➡ FET差動バッファ式USBDAC ➡ FET式差動バランス型ヘッドホンアンプ2017年版 ➡ ゼンハイザーHD650(バランス改) です。なお、AKIDACはペルケ式をTCXO版に改造しています。

 

 これで聴いた感想は、高域はもちろん低域も良く出ていますし、さらに音が壮大に広がるようになりました。なかなかいい感じです。

 

 なお感想は、プラシーボ効果により誇大に表現されていますのでお気を付けください。