高島屋は電話通販、71年にはテレビ通販と、常に業界の先駆けとなってきたのでした。
そして、75年には『くらしのパスポートニュース』を発行しています。
一方、三越が通販事業を本格的に再開するのは、73年にカタログ販売課が設置されてからです。
最初は外商の後押しという性格のものだったのですが、やがて総合力タログ『三越カタログ』が発刊されました。
小売業に君臨してきた二大百貨店が、時を同じくして通販カタログを発行したことは、胡散臭く思われがちだった通販の認識を大きく変えました。
「通販は考えものだが、テレビやデパートは信用できる。そこがやる通販なら」といったところでしょうか。
ことに百貨店のブランドカは、通販の顧客にとって「安心と納得」の保証書のようなものでした。