
#彼女#親友#葬儀#30年以上の付き合い#まださよなら言えません#また逢う日まで#大好きだよ
3階建ての前校舎との渡り廊下で囲まれた中庭に面したの北側1階
常に雨が降り始めたような地面の匂いがする緑が鬱蒼とした窓を眺めていた4月。
高校入学早々、新聞社主催の夏休みホームステイの募集を見つけ それに応募し
毎週2〜3日放課後や休日、神田に通っていたので 時間が無い一学期を送っていた。
出身中の地域内の高校なので元から友人は多く在籍していたが
別にベタベタするのが嫌いな私は
誰にも左右されたくなく 距離を置いていた。
今だからこそ歳が下の人などには特に
優しく出来るようになったし
仲良くすることが楽しくなった(笑)
別に尖っていた訳でもなく
嫌われてもいなかった、たぶん(笑)
どちらかというと 強い姉さん系?(笑)
なのに 私がわがまま言ったり、尽くす事も厭わない友人がいつの間にか出来ていた。
ちょっとハスキーボイスで細く優しくユニークで面白い子。
もう1人も今や旺文社の管理職。
そんな3人は ベタベタはせずに ただ 信頼をいつの間にかしていた。
あれから互いに結婚やら海外生活やら
離婚やら 仕事仕事で忙しい私ともう1人の友人も 彼女が居るから 繋がっていたのかもしれない。
ベレー帽に変わった服 ちょっと体力なさげに笑う姿
芸術家で中々食べて行けず結婚し子育てしパートをし、でも、作品は作っていた。形を変え 品を変え。
元から私は1度も誰にも年賀状など書かない。(仕事関係以外)。でも 彼女達は未だにくれる。
LINEもほぼしない。
電話もほぼしない。
それでも 私の細胞の一つ一つ染み込んでいた。
私には4人親友がいる。
その中の1番静かで ユニークで お茶目な彼女が数日前 亡くなった。
今年5月頃泊まりに行く予定を昨年夏頃話していたが。
コロナで暗黙のうちになくなった予定。
家族のみに知らされていた病。
家族葬のため 私と幼なじみの友人(同じ高校)だけ呼ばれた。(もう1人は遠く離れた場所に今はいるため出席出来なかった)
変わり果てた彼女にしがみつきながら
嗚咽した。
それでもまだ実感が無い。
知らせを受けてからも
出かけられる。
笑うとこさえできる。
買い物も行ける。大根だってみずみずしい物を選ぶ。
両親と南天を選び運び明日は植える。
何も変わらないような気さえする。
でも、ふとした瞬間
息苦しく 足の指から一瞬にして凍りつき
全ての血が無くなる感覚に陥る。
ほんの少しの時間だが。
たぶん。
まだまだなんだ。
それだけははっきり分かる。
もう一人が帰って来て、そこに彼女が居ない時に 失った実感が。
本当に苦しい時。本当に本当に嬉しい時。
たった1人になり
1日が長く、一年が短く感じる頃。
彼女の居ない人生が どうしようもなく
辛く悲しく 耐え難く感じると、はっきり分かる。
まだまだなんだ。。
https://youtu.be/KdqQtRLjjOU
ベレー帽が本当に似合う トッポジージョのような彼女が大好きでした。
