福島第1原発で亡くなった作業員の遺族に対する
補償の現状を10月22日発売「週刊現代」(講談社刊)で報じている。
5月14日、現場で復旧作業に当たる一人の作業員
大角信勝さん(享年60)が死亡した。信勝さんは東芝の4次下請けに
当たる協力会社から派遣されており、原発事故に関連する初めての
死者だった。
>>【詳細】福島第一原発作業員が体調不良、病院で死亡(1人目)
これに対し協力会社は、信勝さんの妻であるタイ人の
大角カニカさん(53歳)にわずか50万円の見舞金を渡し
「これで国に帰れ」と突き放したという。
カニカさんは「私の夫の命は、50万円なのか」と、怒りと
悲しみを滲ませている。
福島原発 【作業員が心筋梗塞で死亡…東電は見舞金を支払わず】(一人目)