トルコアイスのように、びよ~んと伸びる発酵乳「Villi(ヴィーリ)」
フィンランドではお馴染み、スカンジナビア地方の伝統的な発酵乳「Villi(ヴィーリ)」ってご存知ですか?
コーカサス地方の「ケフィア」、ブルガリアの「ヨーグルト」と並んで、スカンジナビアの「ヴィーリ」も、古くから伝わる伝統的な発酵乳の一つなのだそう。北欧の国々では、家庭で手作りしたり、スーパーにも数多くの商品が並んでいるんですって。
「ヴィーリ」の一番の特徴は、混ぜるとトルコアイスのように、びよ~んと伸びること。
これは食物繊維(EPS)によるものなんですって。
日本ではまだあまり馴染みが「ヴィーリ」が気になったので、モニターに参加して、私も自宅で作ってみました。
フィンランドでしか販売していなかった「ヴィーリ」を、日本の家庭で手軽に作れるようにしたのは、『有限会社中垣技術士事務所』という会社。
この会社は「ケフィア」や「プロバイオティクスGBN1」でも同様の商品を開発していて、すでにお取り寄せされている方も沢山いらっしゃいます。
ホームメイド・ヴィーリの作り方
「ホームメイド・ヴィーリ」の作り方は、とっても簡単でした。
準備するものは、箱の中から「ヴィーリ」の種菌1袋と牛乳のみ。牛乳は、成分無調整のものを選びました。
個人的には、牛乳パックを使ってヨーグルトを作る時には、蓋つきタイプを選びます。
なぜなら、混ぜるときに安心だから!!
普通のパックだと、開いた場所を閉じて手で押さえていても、隙間から牛乳がもれてきたり大惨事になりかねないですもんね💦
牛乳にヴィーリ(種菌)1パックを加えてと。
ふたを閉めて、上下左右に軽く振ったら、室温に置いておくだけ。
「ヴィーリ」は、フィンランドなど寒い地方に伝わる発酵乳なので、発酵の適温は20〜30℃です。今ぐらいの季節なら、室温で放置して24時間で完成します。
逆に、真夏など30度を越える日であれば、できるだけ涼しい場所で、また20度を下回る日であれば、発酵するのに24時間以上を要するそう。
ホームメイドヨーグルト「ヴィーリ」完成♪
24時間経過したので様子を見たら、どうやら「ヴィーリ」が完成しているようです。
しばらく冷蔵庫で冷やして、お味見♪
蓋つきの牛乳パックから、そのまま器に投入できたのは、なんか便利かも!
香りは、普通のヨーグルトに比べると、まろやかな気がします。
さてさて、本当にトルコアイスのように伸びるのか、試してみたいですよね?!
スプーンを入れて、少し混ぜて持ち上げてみると・・・
おおっ、確かに伸びが良いかも~~♪
この独特の粘りは、食物繊維(EPS)によるものです。
乳酸菌のつくる食物繊維(EPS)は、難消化性で胃や小腸で分解吸収されず、大腸に達してビフィズス菌や酪酸菌の栄養源となり、善玉菌優勢の腸内フローラを形成します。
継続的に摂り入れれば、お腹の調子が整いそうですね。
肝心のお味は、普通のヨーグルトに比べて酸味がまろやかでした。
主張しすぎないので、フルーツと合わせたり、ドレッシングにしても良さそうですよ。
ヴィーリ1箱、牛乳パックに巻いて加温できるサポーター、専用の長いスプーン、牛乳パックの口を留めるホルダーなどが入ったスターターキットも楽天で販売中。
加温できるので、寒い時はあった方が良いかもしれませんね。
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