年老いた少女が
走りながら歩いてくる
老いた体は若々しく
若い老婆は
前へとバックする
南の北極を目指し
唖は聾に向けて
言葉を発して
それを電話で受け取る聾
物語がはじまりはじまりと終わりをつげ
女の僕が耳にしたのは
非日常の景色で
全盲で聾唖の僕は
それを見ながら
号泣しながら大笑い
生まれた時から老婆のおじいさん
嫌よ嫌よと肯定しながら
死にながら生き続けた
空気のように重い鉄骨が
僕の頭の骨盤を貫き
下腹部にある頭蓋骨を
真っ二つに叩き割る
死にながら僕は生き続け
老婆のおじいさんと
泣きながら
笑い続けた
走りながら歩いてくる
老いた体は若々しく
若い老婆は
前へとバックする
南の北極を目指し
唖は聾に向けて
言葉を発して
それを電話で受け取る聾
物語がはじまりはじまりと終わりをつげ
女の僕が耳にしたのは
非日常の景色で
全盲で聾唖の僕は
それを見ながら
号泣しながら大笑い
生まれた時から老婆のおじいさん
嫌よ嫌よと肯定しながら
死にながら生き続けた
空気のように重い鉄骨が
僕の頭の骨盤を貫き
下腹部にある頭蓋骨を
真っ二つに叩き割る
死にながら僕は生き続け
老婆のおじいさんと
泣きながら
笑い続けた