★Fate/Apocrypha★24〜25話★最終話★セリフと画像★セトゥス♪♪ | ★HSS型HSPのアニメ好きが幸せを発信★ダンク目指し中★筋トレ、グルメ、猫、バスケ★テーマ見てね★

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Fate/Apocrypha  24〜25話
 

 

本当に良かったです^ ^
 
 
夢中でメモったらこんな量に(笑)
 
 
けど、無駄にはしません。
 
 
勉強になりました^ ^
 
 
メモなので間違いもありますが、
95%は合ってると思います☆彡
 
 
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ジル・ド・レェ『善政など、この世には存在しないのです!あなたですらも!』
ジーク『それは違う。短い間だったが、色々なものを見た。システムとしての悪。人1人の力では、どうしようもない存在も確かにあった。善が悪に裏返ることさえも。それは事実だ。でも、大抵の人間は良きものであろうとしている!在り方を間違えることは罪じゃない。悲しいだけだ!』
ジル・ド・レェ『ぅ!』
ジーク『俺も弱い。いつか間違えるかもしれない。だけど、それでも、救ってくれた皆が誇りに思ってくれるような自分で在りたい。善政などないと、そんな悲しいことを言わないでくれ!』
ジャンヌ『・・・ぅ』
ジーク『ルーラー?』
ジル・ド・レェ『!?ジャンヌ!?一体どうなされた!?弱々しく泣くなどあなたらしくもない!』
ジャンヌ『かもしれませんね。でもやはり、私は悲しい。天草四郎時貞!あなたの救済は認められません!認めてはならないのです!』
シロウ『ほう、なぜです?』
ジャンヌ『あなたの行為は、人類への不信だからです。人は内なる悪と戦い、幾度敗北しようと認めず、戦い続けてきました。我々はサーヴァント。約定を持って、生者に力を貸す死者であり、それ以上を行ってはならない。人間の邪悪に対する苦悩、悲しみ、そして怒りとの戦い。あなたの救済は、それを掬い上げるのではなく、押し潰すもの。やはり、私には認められないのです』
ジル・ド・レェ『お待ちくださいジャンヌ。それでは、私が犯した罪を償えない。私が殺した罪なき子供達が永遠に浮かばれない。私はどうすれば・・・』
ジャンヌ『償いを、彼の行う救済に求めてはいけません。ジル、犠牲となった者に償う方法など、存在しないのです。あなたも、そして私も』
ジル・ド・レェ『ぅ、ぅぅ・・・私は、私は、永遠に許されないのですか・・・』
ジャンヌ『主は全てを許し、あなたが殺した者は、決して許さないでしょう。あなたは自身を憎みながら、それでも英霊として、生者を救わなければならないのです』
ジル・ド・レェ『それが、それこそが私に与えられた罰なのですか』
ジャンヌ『あなたも理解しているはず。人が不老不死を、奇跡として与えられれば、人間の可能性を、信じられなくなってしまう。そして、与えた者を敬うだけの、無意味な生命体となる』
シロウ『いいえ、それでも無意味なものにはなりません。苦しみもなく、喜び、幸福を享受することはできるはずだ』
ジャンヌ『それは、変わることなき世界に存在するだけです。争わない、傷つけ合わない、そのかわり、善も悪も成すことのできない世界』
シロウ『それでもいい!全人類が救われるならば!』
ジャンヌ『間違っている!それは救いなどではありません!』
シロウ『これが救いなのかそうでないか、私は60年考えた。断言する。これは救いだ。誰がなんと言おうとも。それ故、私はあなたを殺す』
ジャンヌ『それ故、私はあなたの夢を壊す』
シロウ『ヘヴンズフィール、接続。万物に終焉を。そして可能であれば、この殺戮が世界最後でありますように』
ジーク『!?』
ジャンヌ『ジル、旗を任せていいですか?』
ジル・ド・レェ『ジャンヌ、まさか!?』
ジャンヌ『剣を使います』
ジル・ド・レェ『っ!?・・・お供仕ります!』
ジャンヌ『生前、伝え忘れていたことがありました』
ジル・ド・レェ『?』
ジャンヌ『あなたとともに戦えて、私は幸せでしたよ、ジル』
ジル・ド・レェ『っ!!私もです・・・私もです!ジャンヌ!!』
ジャンヌ『(ジークへ)ありがとう。あなたが来てくれて、私は目が覚めました』
ジーク『?』
ジャンヌ『甘い夢に溺れそうでした。それを救ってくれたのは、ジーク君なんです。だからどうか、私のそばにいてください』
ジーク『あぁ、そのためにここに来たんだ』
ジャンヌ『・・・それだけで、私はいいんです』
 
 
ジャンヌ『諸天は主の栄光に。大空は御手の技に。昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。我が心は、我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる』
シロウ『あの剣はまさか!行け!』
ジル・ド・レェ『ふんっ!させんっ!彼女の祈りが終わるまで、我が命絶えると思うなぁ!!』
シェイクスピア『彼の戦闘能力、カケラもないはずなんですがねぇ』
ジャンヌ『我が終わりはここに。我が命数をここに。我が命の儚さをここに。残された唯一のものを持って、かの歩みを守らせ給え。・・・主よ、この身を委ねます』
ジル・ド・レェ『我は、満ちたり・・・(消滅)』
シロウ『これは、第2宝具・・・』
ジャンヌ(ちょっとだけ怖かった。死ぬことではなく、離れることが、怖かった。こんな気持ちは初めてだけど、でも、私はこれでいい。人の未来、そして、あなたの未来。それらのためなら。私は何度だって、命を懸けられる)
ジャンヌ『絶望の後には、希望が待つ!』
シロウ『やはり大聖杯ごと破壊する気か』
ジャンヌ『ラ・ピュセル!!』
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ジーク『ルーラー』
ジャンヌ『ぅ、ぅ・・・ジーク、くん』
ジーク『ルーラー!!』
ジャンヌ『っ!!』
ジーク『死ぬな!死なないでくれ!!』
ジャンヌ『ごめんなさい』
ジーク『ルーーーラーーー!!!』
ジャンヌ『だいじょうぶ・・・どんなに、時間がかかっても、必ず、会いに、行きますから・・・』
ジーク『・・・あぁ、待ってる』
(ジャンヌがレティシアのカラダから消滅)
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シェイクスピア『なんと!?ホムンクルスが互角!?』
セミラミス『魔術回路の回転が、群を抜いている!あれはもはや、サーヴァントの領域!』
アストルフォ『なんで?マスターはマスターのままなのに』
カウルス『?・・・そうか。お前、そこにいたのか。彼女は祈ったんだ。誰かに自分のカケラを受け取ってほしいと。あいつは死んでいなかった!ずっと、ずっと一緒に戦ってくれていたんだ!やっちまえ!!バーサーカー!!!』
ジーク『うおおおぉぉぉっ!!!』
シロウ『ジークフリート、フランケンシュタイン、すでに敗北したはずのサーヴァントが、最後の敵とは!これが因果が!』
ジーク『うぉ!!!』
シロウ『うっ!』
ジーク『うおおおお!!!』
シロウ『怒りか!ホムンクルス!彼女を殺されたことへの怒りかぁっ!!』
ジーク『あぁ!俺はお前が許せない!必ず殺すっ!!』
シロウ『俺が捨てた感情で立ち向かうだと。ふざけるなっ!お前にだけは!!』
ジーク『お前にだけは!!』
ジーク、シロウ『負けるものかぁっ!!!』
ジーク『っかはっ・・・』
カウルス『ジーク!!』
アストルフォ『マスター!!』
シロウ『っ!?なっ!?』
カウルス『!!ブラステッドツリー!!』
アストルフォ『!?』
ジーク『天草四郎・・・!!』
シロウ『人の明日を拒むな!ジーク!!』
ジーク『俺は、お前をどこにも行かせは、しないっ!!!』
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★★★25話:最終回★★★
シロウ『・・・ここは?』
セミラミス『起きたか?』
シロウ『・・・アサシン・・・私は・・・』
セミラミス『起きぬ方が良かったかもな』
シロウ『?』
セミラミス『有り体に言えば、お前は死ぬ』
シロウ『・・・でしょうねぇ(微笑む)・・・うん?(右腕がないまま)』
セミラミス『痛覚は麻痺させておいた。見苦しく死ぬのはなぁ』
シロウ『ありがとう。でもまた膝ですか』
セミラミス『光栄に思えと言ったろう。・・・崩壊まで、まだ少し間があるな』
シロウ『私を、怒らないのですか?』
セミラミス『それは敗北したことか?それとも、女帝にするなどと最初に騙したことか?』
シロウ『両方です』
セミラミス『ふ、なに、許してやろう。我も敗北したからな。何より、怒るにも少し疲れた』
シロウ『・・・』
セミラミス『それとも、怒ってほしいのか?』
シロウ『ほしくない・・・かな』
セミラミス『ふ、1つ聞いておきたい』
シロウ『はい』
セミラミス『本来の計画であれば、我を騙してどうするつもりだった?』
シロウ『謝るしかないかな、と。それで納得してもらえなかったら』
セミラミス『我を、殺したか?』
シロウ『・・・まさか(微笑んで)この身を差し出すしかないと、思っていました』
セミラミス『我のマスターだというのに、弱気なことだ。バカだな。お前は』
シロウ『かもしれません』
セミラミス『そんなバカなお前の願いは、どうやら叶うようだな』
シロウ『できれば、世界を見たかったものです。救済された世界を・・・』
セミラミス『それがお前への罰となる。甘んじて受けるがいい』
シロウ『罰・・・そうか、色々あったからなぁ』
セミラミス『だから、せめて我だけは褒美をくれてやろう』
シロウ『?』
(セミラミスが口付けをする)
シロウ『・・・ありが、とう、セミラミス』
セミラミス『毒殺者の接吻に礼を言ったのは、お前くらいだ』
(シロウが左手を上げ、セミラミスが掴んで頰へ添える)
シロウ『君に会えて・・・良かった、本当に、良かった・・・』
(シロウは力尽きる。脱力したシロウの手をセミラミスは掴み上げ、頰へ添える。シロウの髪を掻き分け、おでこを撫でながら)
セミラミス『私の情、私のカラダ、私の愛。求められたのは常にそんなものだったが、力だけを求めて、共に戦ってくれたのは、お前だけだったよ、シロウ。私が呼んでも振り返らなかったのは、お前だけだったんだ。しかし我はどうして、いつも看取る側になってしまうのだろうなぁ。まったく、無念よなぁ』(安らかに眠る天草四郎時貞と共に消滅。2人とも優しい顔をしていた)
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ジーク『ここは?』
アストルフォ『マスター!大丈夫!?生きてる!?元気!?・・・良かったぁ、よかったぁ〜ぇぐ・・・』
ジーク『ライダー、ここは一体?』
アストルフォ『大聖杯の内側だと思う』
ジーク『万能の願望機、その最奥か』
アストルフォ『!?マスター!』
???『聖杯大戦を勝ち残った、最後のマスターとサーヴァントですね』
アストルフォ『何者だい?』
???『私はかつて、ユスティーツァと呼ばれていた個体を再現したものです』
アストルフォ『えぇっと、要するに大聖杯そのものってこと?』
ユスティーツァ『正確には、端末のようなものですが』
(ジークが近づく)
ユスティーツァ『同族が我欲を持つとは珍しいですね。では願いを』
ジーク『天草四郎の願いを叶えさせない、というのは可能か?』
ユスティーツァ『(首を横に振る)すでに残るリソースほとんど全てを、私は彼の願いに傾けています。外郭を破壊されたために、当初より時間はかかりますが、この世界全てに、第3魔法をもたらすという結末に変わりはありません』
ジーク『世界、全てに・・・』
アストルフォ『そんな・・・』
ユスティーツァ『不満なのですか?』
ジーク『人類に、不老不死は早いんじゃないか?』
ユスティーツァ『かもしれません。死者、サーヴァントから与えられた奇跡では、人類は精神性すらも捨て去る確率が高い』
アストルフォ『待って待ってぇ!それじゃ人類はどうなるの?』
ユスティーツァ『未知なる大海を渡るという望みは消え、この大地に縛り付けられた存在となるでしょう』
ジーク『あの男は恒久の平和を望んだのか。未来を捨ててまで』
アストルフォ『どうにかしなきゃいけないよそれぇ!でもどうすればいいのさぁっ!?』
ユスティーツァ『大聖杯がこの世界に存在する限り、願いは継続して、叶え続けられます』
アストルフォ『?マスター?マスター!その手!?』
ユスティーツァ『令呪の抑制が、消えた代償でしょう』
ジーク『俺は、出来損ないの粒子にでもなるのか?』
ユスティーツァ『はい』
アストルフォ『大聖杯で、それは治せるんだよね?』
ユスティーツァ『はい、それは可能です』
アストルフォ『そっか、良かったぁ。マスターだけは、ちゃんと生きていけるんだぁ』
ジーク『生きる・・・誰もが不滅になった世界で・・・俺だけが普通に・・・!!』
アストルフォ『マスター?』
ジーク『答えてくれ、大聖杯!その魔力は俺を・・・・・・』
ユスティーツァ『可能です』
ジーク『うん』
アストルフォ『な、なにを言ってるの・・・?』
ジーク『俺たちには、大聖杯は止められない。でも、これなら、これならなんとかなるはずだ』
アストルフォ『違う!そんなこと聞いてるんじゃない!!それじゃ君が』
ジーク『死ぬわけじゃない』
アストルフォ『君が、死ぬより辛いだろ!それは誰も望まない結末だ!僕はそんな運命のために、君を助けたんじゃない!君は、だって・・・もっと・・・幸せに・・・ぅ、ぅえぐ、ひぅ』
ジーク『短い間だが、俺はいろんなものを見てきたつもりだ。人間は複雑だ。でも、確かなことが1つだけある』
アストルフォ『・・・?』
ジーク『ライダーもルーラーも、人間を信じているんだろ?』
アストルフォ『!』
ジーク『俺は、誰かの足掻きを、誰かの必死の努力を、価値のないものにしたくない。だから、この願いを叶えたい』
アストルフォ『・・・僕にも、それが・・・それができれば、良かったのに・・・』
ジーク『ライダーには、ライダーにしかできないことがある』
アストルフォ『ぇ?』
ジーク『俺の代わりに、この世界に関わってほしい。誰かを助けたり、誰かと一緒に喜んだり、そういうことをしてほしい』
アストルフォ『・・・参ったなぁ。マスターの命令なら、従わなきゃね!』
ジーク『あぁ、頼む』
アストルフォ『まっかせてよ!僕は君のサーヴァント!なんだから!』
(見つめ合い、アストルフォが手を差し出し、ジークが掴む)
アストルフォ『マスター、頑張れ!』
ジーク『あぁ、ライダーも』
(アストルフォは手を振り走ってその場を去る)
ジーク『では、願いを叶えてくれ』
ユスティーツァ『本当にいいのですか?』
ジーク『・・・うん。これは俺の望みだよ。だって、こんなにも誇らしいからな』
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《アストルフォがカウルスとレティシアを連れ、ヒポクリフに乗り脱出》
 
カウルス『・・・やった!抜け出せた!!・・・?』
アストルフォ『・・・レティシア、レティシア見て!見てくれよ!!』
レティシア『?・・・!!(笑顔で涙を流す)』
(目の前の大空には、大聖杯を抱えて飛ぶ大きな竜がいた。竜はアストルフォたちをギョロリと見る)
レティシア『あの竜は、ジークさんなんですよね?』
アストルフォ『うん、やったんだよ、僕のマスターは!あの大聖杯が不死を与えてしまうなら、その必要のない場所に運ぶ。それが、マスターの選択した願いなんだ』
カウルス『もしかして、世界の裏側か?』
アストルフォ『そう、不老不死は、人の手の届かない場所へ向かう。それは幻想の邪竜、ファブニールにしかできないから。・・・君は本当に行くんだね。すごいや』
レティシア『あの2人はまた、会えるでしょうか?』
アストルフォ『会えるに決まってるさ。だって、それが、2人の望みなんだから』
 
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《後日》
 
アストルフォ『おーい!レティシアー!』
レティシア『アストルフォさん!』
アストルフォ『やぁ!行くんだって?』
レティシア『はい!何から何まで、ありがとうございます』
アストルフォ『ニャッハハハハハ!君には散々迷惑かけたんだから、当たり前だって!』
レティシア『いいえ、この世界の、どんな人間も体験できなかった出来事を、目の当たりにしました。ただ、傍観していただけですが』
アストルフォ『なぁ〜に言ってるのさ。君は立派だったよ』
レティシア『立派だったのは私ではなく、ジャンヌさ』
(アストルフォが不意に抱きつく)
アストルフォ『ありがとう!全ては君が最初に出してくれた、勇気のおかげだ。その最初があったから、僕はここにいる。・・・ほんとに、本当にありがとう』
(レティシアは涙ぐみ微笑む)
レティシア『アストルフォさんはこれからどうするんですか?』
アストルフォ『僕?僕はね、マスターから頼まれているんだ!この世界に関わってほしい。この世界に住む人間と一緒に、喜び合ってほしいってさ!』
レティシア『私も、私もそうしたいです』
アストルフォ『そっか。じゃあ!いつかまた(アストルフォが手を差し出す)どこかでばったりと会えるかもね!』
レティシア『はい!いつかまた(レティシアがアストルフォの手を握る)どこかで』
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《レティシアは空港へ》
 
レティシア『私はあの人に憧れていた。眩いばかりの輝きがあった。たぶん、彼女はそこを勘違いしたのだと思う。この私の想いこそが、自分の知らない感情なのだと。ねぇ、あなたはお気付きでしたか?あの特別な感情を抱いていたのは、私ではありませんでした。私はただ、ジークさんの生き方を、尊び、慈しんでいただけなのです。だから、安心して会いに行ってほしいのです。あなたのその想いは、正しいものなのだから』
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《アストルフォは地図をしまい、ヒポクリフと飛び立つ》
 
アストルフォ『そう。結局この聖杯大戦は、サーヴァントの物語じゃなかったんだ。マスターの物語でもないし、魔術師の物語でもない。そして、聖人の物語でもなかった。これは人が、抗い、憤り、祈った物語。そして、人が、願いを叶えたい、物語だ』
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《エンディング》
 
ジャンヌ(それは、彼方への巡礼でもあり、呪いのような旅でもあった。人の世界から逃げ出した、獣たちの聖域。人理という布によって覆われた、別天地。いつか交わした遠い約束。互いに忘れるはずの出来事を、私は、いつまでも胸に抱えて、ただ、歩き続けた。ここに、彼がいる。人の不死を奪った、優しい竜が)
ジャンヌ『ふふ(右手を差し出し)・・・起きてください』
(目を開くファブニール)
ジャンヌ『もう、決して、あなたを、1人にしません』
(うるうると優しく微笑む)
(ファブニールがその手に触れた時、輝きが、ファブニールはジークになる)
(ジャンヌの頰には涙が伝う。微笑むジーク)
ジーク『・・・長い、旅だったか?』
ジャンヌ『あなたほどではありませんよ』
ジーク『・・・なら行こう』
ジャンヌ『え?』
ジーク『だって、待つ必要は、もうないんだろ!』(微笑む)
ジャンヌ『ふふ、ええ!(笑顔)新しい世界が、あなたを待っていますよ』
ジーク『うん』
ジャンヌ『でも、その前に、大切なことを伝えないと(ジークの左手を両手で取る)』
ジーク『?』
ジャンヌ(ジークの手を胸の前に持ち上げ、頰を赤らめながらジークを優しく見つめる)
ジャンヌ『私はあなたに、恋をしています』
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