航空機へのペットの持ち込み署名運動 | Radiant with happiness☆彡

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日航機と海保機との事故を受け

ペットの貨物室への持ち込みについて

署名運動が行われていると言う

報道を目にします。


著名な方もSNSで署名をしたと

表明した方もいます。



その中で

ペットは貨物室への預りとするルールを

日本の航空会社は終わっている

と言う発言をされた方もいました。


非常に残念な発言だな

と私は受け止めました。



ペットと言うのは

飼い主からすれば家族同然

と言う気持ちは理解できますし

理解もします。


ただペットは

人と同じ命の重さで扱うことが

残念ながらできないというのが

人間社会のルールです。



たとえ日本の航空会社で

ペットを手荷物として

預けることができないルールを

手持ちとして預けることができるルールに

変わったとしても

今回のような日航機と海保機の事故

と同じような状況が起きたとき

手荷物として預けたペットは

人の脱出時に一緒に

脱出することはできません。


まずはそこを理解しなければ

いけないと思います。


あまりにも今回の署名運動の盛り上がりは

感情論で動いている方が

多すぎるように感じます。


もちろんペットが

家族同然のように大事なのだと思います。


ただこのような緊急事態

命に関わるような状況になった時

人間社会のルールでは

人の命が最優先されます。


それは人間社会の中で決めたルールだから

当然人の命が安全に守られるように

ルールが定められています。


そうなった時

どうしてもペットは人間の命よりも

後回しな扱いになってしまうということは

やむを得ないのだと思います。



乗員379人全員が脱出。


これがどんな奇跡である事か。


それを差し置いて

日本の航空会社は終わっている

なんて


そんな発信が出来るのだろう?




ペットが犠牲になってしまった事は

心が痛いし

悲しいし

辛いけれども



人命を最優先にし

JALの乗務員の方々の

日頃からの訓練と

その場に直面した

緊急事態に冷静に対処し

本来は機長の指示の下

動くところも

あの燃え盛る火まみれの機体で

通信トラブル

設備トラブルがあり

乗務員の判断で決断し行動しなければ

ならなかった状況

そこから最後に機長が

全員脱出した事を確認して

脱出するに至るプロセス



凄まじい判断力と行動力

それにより


乗務員12名

乗客367名

うち赤ちゃん8名


乗員379人全員が脱出出来たこと


奇跡の18分



報道でその脱出直前の映像も目にしましたが

あの燃え盛る火まみれが

たった窓1枚向こうに見え

熱さと煙による息苦しさ

想像を絶する状況


機長とのインターホンが繋がらない中

CAの方の適切な判断力により

全員脱出という結果に繋がった事

乗客の方々も混乱する中

手荷物を下ろそうとする人を諭し

とにかく脱出優先と

皆が同じ方向を向き

行動した事がまさに

このような結果に繋がったという事を

ちゃんと理解した方が良い。



仮にここにペットとして

犬や猫がいたらどうなるのか


人だから

人が人をコントロールすることが出来ます。


でも相手が人以外の生き物であれば

どんなに躾したペットでも

あの状況下で大人しくしているとは

思えません。



犠牲者が出なかったから

ペットの話に転化し

一定の盛り上がりを見せているが

このような事故を踏まえて

ペットの事が話題なのか?


もっと議論すべき話があるのでは?


もっと物事をしっかりと捉えて

建設的な議論をして欲しいですね。



ペットの客室への

手荷物としての持ち込みを

可能とするか否か


その議論は今じゃないと思います。