夏の気配

昨晩は雷を伴った大雨に見舞われた清里だったが、今朝は一転、久々に青空が広がった。雲の感じも、森の響きにも、夏の気配がする。エゾハルゼミの聲に、多種多様な鳥のさえずりが重なり、夏のシンフォニーに聞こえてくる。

 

少し前から、気温も湿度も上がって来る中、イベント、仕事に、用事も重なり、若干バテ気味である。今朝は撮影もほどほどにして、森の中で瞑想する事にした。

(三種の神器(?)の、カメラ、ワラーチ、帽子。全て手放し瞑想する)

 

思えば、昨日も仕事に遊びに、1日フル稼働だった。

 

 昨日のお出かけ〜蓼科

昨日は、早朝リモートの後、友人Hitomiさんと蓼科方面へ向かった。まず着いたのは、

蓼科バラクラ イングリッシュ・ガーデン。

 

15年以上も前に訪れたっきりで、近くで暮らすようになってからは、まだ一度も行っていなかった。もうバラの開花ピークは過ぎていたが、まだ一部見れた感じだった。前回に開花のピークを見た時は7月初めだったように記憶している。庭の構成も随分変わっていたが、この間に開花時期も変わったのかも知れない。

 

(軽いランチをテラスで。バラのピークを過ぎたので空いていて、ゆったり出来た。)

 

確か近くに、御射鹿池があったはず、と帰りがてら、寄ってみた。

(東山魁夷画伯の「緑響く」のモデルになった溜池)

 

前は池の近くまで、普通に行けたのだが、今は観光地として整備されて、立入禁止になっていた。駐車場もあって、柵越しに撮影する形だった。

 

Hitomiさんは、初めてだったので、感激していた。確かに保護されるようになったせいか、水面や周りは綺麗だったような印象がした。

 

(帰りにもう一つの溜池、烏帽子溜池にも行った。睡蓮が咲いていた。)

 

その後、夜はZashiさんも加わって、さの屋さんで楽しい女子会となった。楽し過ぎて、写真を一枚も撮っていなかった。

 

 出かける準備

と言う充実した1日だったが、今日は午後から、京都に所用のために戻る。アトリエで服や食材を整理しながら、荷物をまとめていた。

 

最近気温がぐんぐん上がって来て、今まで食材は、普通に部屋に置いておいて問題がなかったのに、カビが生えるものが出て来たり、葉野菜はしなるのが早くなった。油断大敵である。

 

嫌な予感がして、念のため、手作り味噌をチェックしてみた。

 

この先、閲覧注意です。一旦深呼吸を。

(ダメな方は、スルーしてね)

↓↓↓

 

 

ぎゃあ〜!!

カラフル〜(爆)!!

 

えっと、えっと、

ど、ど、ど、どうすれば〜(汗)

 

と検索すると、対処は簡単、と出てくる。

少し安心する。

 

用意するものは、

 

大きなスプーン

日本酒(または焼酎)

日本酒を入れる霧吹き

 

早速、近くのコンビニに走り、日本酒を調達。

 

大きなスプーンで、カラフルなお味噌を取り除き、お味噌の表面や容器を、くまなく霧吹きで日本酒をかける。ついでに攪拌もすると良い。

 

「お味噌を全部台無しにするよりまし」

「京都から帰った後に、気づくよりまし」

「他にもお味噌があるから安心」

「カビを削っても、まだまだ手作り味噌は残っているから安心」

 

ぶつぶつと、人間行動心理学センターピース直伝の「安心感ワーク」を呪文のように唱えながら、心折れることなく、作業をやり遂げる。

 

カビに気づいた私、えらい!

手作りお味噌を救おうとする意欲が、素晴らしい!

実際に対処した私、偉い!

対処法をやり遂げた私、素晴らしい!

 

と自分へのねぎらいも忘れずに。

 

こうして、

元の手作り味噌に復活しました〜!

(ちょっと減量したけどね)

 

お味噌は、玄関前の涼しい所にお引越しした。これからも監視は怠らないようにしよう。

 

落ち着いた所で、恒例の「残り食材使い切りランチ」を食べる。

(意外と美味しかった、てんこ盛りサラダ)

 

早めに支度が整ったので、ご近所のTamiさんの花壇へと、先週植えつけたロサ・カニナの様子を伺いに行った。

何とか無事根付いたようで、一安心。

 

その後、お近くのパン屋Meganeさんに行って、カフェオレとあんバターサンドをテイクアウトして、Tamiさん夫妻のご新居にお邪魔して頂いた。窓から、森や山が見えて、とても素敵である。私も早く清里に家と庭と森が欲しいなと思う。

 

そんなこんなで、出発の時間になった。今回は速攻で用事を済ませて、清里に帰る予定だ。

 

こうして二拠点を行き来しているから、生活にメリハリもあるし、定期的に部屋を整理整頓したり、手作り味噌の危機にも気づけたのかも知れない。

 

何事も、良いように解釈することにしよう。

 

それでは、今日はこの辺で。

最後は、森のコアジサイの画像で、しっとりと。