今日はダナーのポストマンです。
ポストマンって字のごとく郵便屋さんって感じですがいわゆるワークシューズですね
毎日手紙を抱えて町中を歩き回る配達員さんの足元を支える靴をレッドウイングでは「ポストマン」として1954年に発売後すぐに郵便局に正式採用されました。
それから70年
レッドウイングのみならずダナーやチペワといったワークブーツメーカーも追随して販売し現在もラインナップされ続けているワークシューズです。
70年ほぼ変わらないってアイリッシュセッターもそうですがライフサイクルにびっくり!
独特のフォルムはビジネスシューズの元祖って感じです
ここ数年、年ごとに暑くなっている日本の夏ですがこの暑い中配達員さんは毎日頑張っておられてますね。
もうポストマンのような靴じゃなくスニーカーのような靴を履かれているのをお見かけしますがしっかりポストマンタイプを履かれている方も散見します。
配達員としてはウーバーさんやアマゾンさんの配達員さんも最近は多く見かけますけどウーバーさんは片言の日本語の人ばかり、アマゾンさんは.....
鼻ピアスにバンダナとかサンダル履きで半ズボン、寝起きのままのような髪型とかよく見かけます。
スタイルはどうでもいいんですが誤配三昧ですね 当店では消耗品とかちょいちょい注文しますが3割以上誤配と遅配が日常です
全部の配達員さんがそうじゃないんですけど高確率で普通に仕事出来なそうな方が多く、配達完了で届くメールの画像が「ここはどこ?」って想像つかない場所に配達しちゃいます
一時期外人ばかりでダメでしが最近はそもそも働く事が苦手な方が多いようでカスタマーセンターも大変だろうなって余計な心配しています
そんな中、郵便配達の方は暑いのにキッチリ仕事されていて敬服します。
で
本題です
よくお預かりするレッドウイングのポストマンではなくダナーのポストマンをご案内します。
上がダナー、下はレッドウイングです
艶のある厚めのレザーでプレーントゥ つま先は硬めの芯でポッコリ丸く可愛い外観です。
一般的に厚めのスポンジソールが多く、ビブラムソールのスポンジタイプでの交換が多いです。
レッドウイングだとこんな感じ
レッドウイングは純正そのままで交換できます。
ちょっと少ないのがヒール付きのタイプ
ビブラムソール#700です。修理用のビブラムソールは黒は同じですが茶はビブラムロゴが同色になってしまいます。
ソールの縫い糸も溝掘りして潜らせてますから糸が切れにくいよう加工しています。
このポストマンは艶無しのレザーでしたのでシミやスレが目立ちましたがライトブラウンで複数回磨いたのでちょっと濃いめになりましたがオリジナルの風合いのまま仕上がりました。
上下画像でシューレースの通し方が違うのおわかりいただけますかね?
一番下を下から通してます。これは間違えた訳じゃなく、ここを下から通す事でシューレースを引くと下から締まります。
地味な部分ですが外羽根は土踏まずが締まりにくいのでここが締まるとフィッティングが向上します。
解く時も同様でシューレースを解き、羽根をゆするとスルスル下まで緩むのでスッと脱げるようになります。
ちょっとしたポイントで靴は履きやすくなりますので是非お試し下さい
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