10月にライブを 追加情報② | とっておきの日常

10月にライブを 追加情報②

昨夜、久々にスタジオに入りました。
メンバーは、ドラム今成さん、ベース樽木くん、サックス田中UJ。
 
くしくも、2年半前、ちょっとしたクローズドなライブで石井くんと生前最後に演奏したライブで、生前最後に一緒に入ったスタジオの同じ部屋でした。
 
その時は、ボーカルもアコースティックギターも生音で、あとはパーカッションおきょんさんと石井くんの3人編成でした。
 
とあるフランス料理屋さんで行われたパーティに演奏で呼ばれたのだったなあ。
 
あれが最後になるとはなあ。
 
さて。4年ぶりのオフィシャルライブ、
も少し追加情報です。
 
 

日時:10/2(日) 11:00-15:00(予定)ランチタイムライブです。

 

会場:下北沢LIVE BAR 440 http://440.tokyo/

 

出演:石井君にゆかりのある凄腕の友人たちが数組出演してくださります。

 

僕らは、

 

あべ ボーカル・アコースティックギター

今成さん ドラム

樽木くん ベース

シーナさん 鍵盤

おきょんさん パーカッション

田中UJ サックス

青木くん スチールパン 

 

の7人編成です。

 

皆さん2曲くらいの演奏が多い中、我々はトリで、5、6曲をやらせていただくことになりました。ありがたや。

 

この編成は、青山のCAYでワンマンをやった時に似ているけれど、少し違う、初めての顔合わせ。あの時は、シーナさんが出られなかった。

 

そして、石井くんがいた。

 

鍵盤、スチールパン、パーカッション、サックスという、音階楽器、リズム楽器でそれぞれ役割が重複しているところをいかに活かし合うかが、アレンジのカギです。

 

石井くんの唯一無二の存在を、他の人で楽しく補い合う。

 

スタジオでも、どうしても石井くんの思い出話ばかりが出てしまいます。

 

亡くなると、こんな風に色々、愛情をもって暴露されちゃうんだなー。笑

 

生きているウチの行いは気をつけよう。

 

僕はといえば、4年ぶりに、改めてしっかりと自分の曲に向かい合い直し、身体の自然な反応を待って、メンテナンスしているところ。思ったほど、絶望的には錆び付いていなかった。しかし、全身のあちこちが筋肉痛。心地よい疲労で昨日は熟睡でした。

 

客観的に見てみると、それにしてもなんと僕の歌詞の中には「窓」の登場の多いことか。

 

だいたい、どの曲も家の窓から外を眺め、妄想ばかりしている。

 

「世界のどこか遠い国で ひび割れた大地を濡らす 野蛮な雨のリズム」

 

とか

 

「夜は いつの間にか 理由から離れ 遠くの街まで晴れ渡る」

 

だとか言っているが、だいたいどれも部屋に座って窓の外を眺めて、妄想をしている。

 

インドアな男である。

 

曲調とか、ビジュアルイメージでアウトドアな雰囲気を醸し出していて、ほとんど詐欺ではないか!(写真参照)

 

 

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これは発売当時のビジュアルイメージ
 
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新宿タワーレコードでコーナー展開していただいたときのポップ。
 
「この夏最高のサーフミュージック」?
なんとまあ。そう見えてたのか。このインドアオトコが…。

 

 

まあ、本当は木々の中に出かけることは好きで、実際よく出かけましたが、そういう、気分が良くて外にいる日は曲は作らない。笑

 

少し落ち込んだりして、内省的な気分になって妄想が始まると、曲ができる。

 

石井くんは、そんな内省的な僕に15年くらい連れ添ってギターを弾いてくれました。

 

石井くんを送るために、

 

あとの2週間くらいで、弾いて歌える身体コンディションをつくり(とくにインナーマッスル)、そこに内実が伴うように注入していきます。まだまだ、客観的。音楽に没入していかなければ。