数年前に某フリマアプリにて売られていた品です。
三千円と未使用にしてはあまりに安かったので、最初は薬品処理か何かした品だと思いそのまま保管していました。写真だと判りにくいですが額面側に青色、竜図側に紫色のトーンが乗っかっています。
特に竜図側の傷の無さはこのサイズの銅貨としては抜群の状態だと思います。
去年になってコレクター仲間の方が紹介していた銅貨の中に似たような色味のものがあったため、
もしかして数字付くのかな？と思いグレーディングに出した結果がこちらになります。
64ＢＮ。ＢＮ評価とはいえ、この年号のトップタイの数字となりました。
元々二銭銅貨は図案の良さと大きさを兼ね備えていて好きなコインですので、綺麗な高評価品が安価に手に入ったのは非常に嬉しいですね。一銭ならともかく二銭の綺麗なのは少ないので…
発行年の1889年は今から130年前。任天堂が生まれたり、東海道本線が全線開通したりした年です。
変色があるとはいえ、よくこんな製造当時そのままのような状態で今日まで残っていたものですね。