洗濯物を干すときに、裏返った靴下を手に取ると、一瞬流れが止まる気がするのです。


「このまま干しちゃおうかなぁ?どうしようかなぁ?」


「裏返しのまま入れずにいてくれたらいいのに・・・」


という思いもありますが、

私自身脱いだ時に裏返っちゃった靴下をそのままほりこんでしまいたい欲望と闘いながら

「結局私がひっくり返すんだから」と自分に言い聞かせているのです。


毎日元気に暮らしている私ですらそうなのだから、

仕事で疲れている夫に言うのは、かわいそうな気がします。



なので、その日の気分で、

私の気分がいいときは

「よし、ひっくり返しましょうじゃないか」

とひっくり返し、

「なんで私が」モードになってしまったときは、

そのまま干す。


という、なんかスッキリしない状態が続いていました。


ところが、私が気分よくひっくり返せるタイミングをみつけてしまったのです!


それは、洗濯機に洗濯物を入れるタイミングでした。


今、私は粉せっけんでの洗濯のコツを大分つかんできていて、

洗濯ものを入れる前に、粉せっけんを溶かしきるという工程が楽しくなってきました。


洗濯機に泡がたっぷりできたのを見て(これがなんだかうれしい^^)から、

洗濯ものを洗濯機に入れていくときに、絹とそれ以外のものをわけながら入れるので、

その時に、靴下もひっくり返すとなんだか当たり前のようにひっくり返せてしまうのです。


「なんだ~、これだけのことか~」

と拍子抜けしてしまいましたが、とてもうれしかったです。


「自分にとって、イラっとせずにとりかかれるタイミングはどこかを発見する」

というのも

気持ちよく暮らしていくのには、すごく大きなことじゃないかなぁと思いました。