買物の帰り道に、学校帰りの小さな小学生たちに出会うことがある。


私の地域の小学校では、警備員のおじさんが一緒に付き添ってくれているようで、


小学生とおじさんたちは、とてもほのぼのとした雰囲気を醸し出しながら歩いている。


おじさんは、表札を読もうと立ち止まる子どもたちの横で、

「さぁ、なんて読むのかなぁ。」

と一緒に立ち止まったり、

「ドラえもんのお母さんの名前ってなんていうの?」

と話しかけたり、とにかく子どもと同じ目線で寄り添ってくれている。


警備員さんだから、お仕事なのに、そんなふうに余裕を持って子どもたちに接することができるおじさんたちってすてきだなぁと思いながら、いつも横を通り過ぎている。


子どもに何かを教える大人も大切だけど、今はそういう大人はたくさんいるから、

おじさんたちのように、子どもにただよりそうことのできる大人は、大切な存在なんじゃないかなぁ。