合指症である娘の指の切り離し手術が迫っています。
病気やケガを治すための手術なら、積極的に受けさせたいものですが、
この手術はとても気が重いです。
指の成長や機能的なことから、切り離すことは必要不可欠http://ameblo.jp/racheldoctor/entry-10011481966.html らしいのですが、
娘に痛い思いをさせることだけではなく、
皮膚移植が必要なことが私の心に重くのしかかっています。
お腹辺りの皮膚を切り取って移植することが必要なのです。
同じ病気の子は足の付け根に長い傷跡が残っていました。
私の皮膚をあげたいけど、本人の皮膚ではないとダメなようです。
私のこんな古い汚い皮膚をもらっても嬉しくないでしょうが(´_`。)
何も悪くないきれいなところを傷つけてまでする手術に、私はすごくやるせない気持ちになります。
痛い部分が増えるのです。
手足だけでなくお腹も痛いんだろうな・・・
最近、テレビで最先端医療の特集をやっていて、
粘膜か何かを培養して人工皮膚を作るというのを見ました。
それはできないのかなぁ・・・
オムツがえのときや着替えのとき、お風呂に入れているとき・・・
ことあるごとに娘のきれいなお腹を見るたびに
もうすぐここも切られて大きな傷跡ができてしまうんだよね・・・と涙ぐんでしまいます。
娘は、肌だけは丈夫な方のようで、よくきれいだと誉められるのです。
病院でも、「肌きれいだね」って言ってもらえるのです。
この前7ヶ月検診ではじめて行って見た病院でも
「わぁお肌きれいですね!
こんなにきれいな赤ちゃんいませんよ。
お尻も全然荒れてないし。
お母さん、何かしてるんですか?」
とお世辞かもしれないし、みんなに言ってるのかもしれないけど、誉めてもらえとっても嬉しかったです。
そんなきれいな娘の肌に、何も悪くない部分にメスを入れざるを得ないなんて!!
親としてふがいない気持ちでいっぱいです。
- アリス・ウェクスラー, 額賀 淑郎, 武藤 香織
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