万博のチケットをもらったけど、まだ1回も行ってない、

チケットは通期パスやねん、

と話したら、各方面から「もったいない!」とお叱りを受けました。

 

「もっと早く誘えばよかった」と言ってくれた友達に連れていってもらったのが、

7月5日。

8月は学校の夏スクに参加するし、ちまたが夏休みに入るとさらに混むから、

万博は7月中に行くという結論に達し、5日を含めて合計5回行きました。

 

人気のイタリア館にも行きました。予約は取れていなかったので、並びましたよ。

イタリア館に行った日は、イタリア館しか入れませんでしたあんぐり

おひとり様、交代で並ぶ人がいないから、この日は万博会場内では1回もトイレに行かずでした。

だからという訳ではないと思います。きっと作品の素晴らしさからです。

カラヴァッジョの「キリストの埋葬」に会えた時は、泣きそうでした泣き笑い

 

 

 

 

私が夏スクに参加する期間は、夫は盆休み中です。

1週間も夫とずっと一緒だと喧嘩になるのが見えているので、夏スクに参加することにしたのですが、少し後ろめたい気持ちもあります。

私がいない間、せっかくの通期パスを活かしてもらえたらと思い、夫に万博のアプリの使い方を教えることにしました。

とはいえ、夫はチケットの登録だけで1時間以上かかった根っからのアナログ派。

「爺には無理やな!」
「え、これ、もう一回最初からやり直しなん?」


あまりのどんくささにイラッとしても、「私が切れたらアカン」と心の中では何度もため息をついても、顔は笑顔。

入場ゲートの予約、7日前予約、バスのアプリを入れてチケット購入まで一緒にやり終えた時は、こっちはヘトヘト。

この人、こんなにデジタルに疎くて、ちゃんと仕事できてるんやろうかという疑念が強まりました!

 

それでも人はやっぱり成長しますね。今では夫ひとりでもアプリを使いこなせるようになっています。これで心置きなく、夏スク行けるよニコニコ

 

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彩の国シェイクスピアシリーズ2nd、藤原竜也さん主演の『マクベス』を観ました。

 

 

 

 

ロシアとウクライナの戦争も終わらず、イスラエルとパレスチナが戦闘状態になり、停戦はしたもののイスラエルとイランもにらみ合いが続いています。

そして自国ファーストを唱える大統領を暴君と捉える人もいるのかも。

 

このような世の中の状況を反映してか、今年は『マクベス』の舞台が多いです。

とは言っても、地方在住なこともあり、私が観たのは藤原マクベスだけですが。

 

マクベスには魔女が登場します。芝居序盤、客席側から出てくるシーンがありました。魔女の一人(吉田鋼太郎さん)が遅れて入ってきたお客さんを捕まえて、その方の席番号を読みあげ、席まで案内したんです。客席は大笑い爆  笑
 

この場面以外にも笑いが起こるシーンが多かったです。初めてシェイクスピア作品を観る人は、ご自分が想像していたのよりずっとカジュアルだったのではないかしら。

 

さて私は本公演、とても期待していました。

藤原竜也さんは昨年観た『中村仲蔵』が凄かった!

そして、彩の国シェイクスピアシリーズ2ndも、昨年の柿澤ハムレットが素晴らしかった!!

 

凄い×素晴らしいなので、間違いないものが観れると思い、めちゃくちゃ期待したのです。

悪くはないのです。しかし期待値を上げ過ぎました。というか、たぶん私の好みじゃなかったんだと思います。芝居全体を通して、マクベスのセリフが平坦だったんです。

 

観劇後パンフレットを読むと、その中で藤原さんが「自分の芝居を変えるいい機会」、セリフを「勢いで謳うのではなく、心から発した言葉として表現できるように努めていきたい」と語っていました。納得はしましたが、う~ん、どうでしょう?

 

『マクベス』にはカタルシスを求めてるのになぁ。これじゃあ悲劇じゃなくて、喜劇じゃんプンプン

 

もちろん気に入った場面もありました。

マクベスがバンクォーの亡霊を見て取り乱し、宴会が台無しになり、客人が帰った後の宴会場で夫人と会話する場面です。

マクベスは卓上に残った豪華な食事をむしゃむしゃ食べながら、明日魔女に会いに行くと夫人に話しています。一方夫人は、マクベスとは逆の方に顔を向け、あなたに足りないのは眠りよと言っています。

これ以降、マクベスとマクベス夫人が直接言葉を交わす場面はありません。二人の乖離がセリフだけでなく、目で見て分かる演出で、すごく記憶に残りました。

 

11月、大竹しのぶさん主演の『リア王』があります。

他の出演者も宮沢りえ、成田凌、生田絵梨花、安藤玉恵と豪華!

開演を楽しみに待ちたいと思います。

 

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「観ながら食べようと思ったポップコーンが食べられなかった」と、作品の凄さが評判の映画『国宝』、観てきました。

 

平日の午後の上映会でしたが、ほぼ満席。今年度の映画賞は、総なめになるのでは。

素晴らしい映画でした!

 

演じている役者の熱量が凄すぎて、観た後ボーっとなり、すぐ帰宅とはいかず、とにかくお茶でも飲んで落ち着こうと喫茶店に入り、そこでスマホに感想をざっと書きました。

 

それを読みやすく書き直せばいいのですが、作品に圧倒された私を感じてもらえたらと思い、そのまま書き写します。

なので言葉使いや文が、いつにも増して変なのはご容赦くださいませ。

 

では。
 

吉沢亮くん、すごい!当たり役だと思う。

こちら側が好きなものを選ぶのではなく、選ばれた側の人のお話。

歌舞伎という芸に選ばれ、縛られ、逃げられない。

ああゆう人は悪魔に魂を売るほど、何に魅了されるのだろうか?

先人の芸なのか、型が生む美なのか、スポットライトなのか、お客の熱気や拍手なのか、自分の存在意義なのか。

 

横浜流星くんが演じていた半弥や、渡辺謙さんが演じていた二代目半二郎は、まだ人間臭さを感じられる人だったが、田中泯さんが演じる人間国宝の万菊と自分も人間国宝になる三代目半二郎は人間じゃない、芸そのもの。

 

歌舞伎は男社会だからか、女性陣は寺島しのぶさん以外は主張のない黒子のようだった。物分かりの良すぎる女性。その点、いまの歌舞伎界も同じだなと感じた。

 

吉沢亮くんのお父さん、どこかで見た覚えのある顔だけど誰かわからず、クレジットで永瀬さん(キョンキョンの元旦那)だと分かった!

老けたなぁ。

以上。

 

歌舞伎は伝統芸なので、血筋が大切です。映画『国宝』の大きなテーマの一つでもあります。お話としては血筋が核ですが、映像的には血そのものが印象的でした。

 

喜久雄(三代目半二郎の本名)の実父が敵対するヤクザに殺されるシーン、喜久雄が背中に刺青を入れるシーン、二代目半二郎が白虎を襲名する襲名披露での吐血シーン、糖尿病で壊死した足のシーンなど、血は汚いものとして描写されていたなというのが、私の解釈です。その汚いものにこだわって、しがみついて、綺麗なものを残していくという皮肉というか、矛盾というか、複雑さというか、そういったことを感じた映画でした。

 

映画を観た後にNHKでやっていた中村鴈治郎さんと吉沢亮さんのインタビュー番組も観ました。

吉沢さんは、20代中頃まで「顔だけで評価されているようでイケメンと言われることが嫌だった」といったことを言われていました。今では吉沢さんを「顔が綺麗なだけの役者」と思う人は少ないと思いますが、本作に限って言えば、演技もでき、なおかつ顔が美しかったからこの役に選ばれたんだなと思います。

 

是非映画館で観ていただきたい映画です。

 

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