私は芝居を観るのが好き。画面ではなく、演じる役者を生で観たいから。
毎年2,3本のペースで観ていたけど、コロナ禍で舞台の中止が続き、
この2年ほどはその時の悲しみを取り返す勢いで、劇場に足を運んでいる。
今年はなんと12作品、計15回。今までで一番多かったよ。
記録を残すためにここに書いておきます。
公演日、公演名、出演者の中からお二人だけ記載。
最後に勝手にレイチェル的ベスト3を発表します
2/8 『ジョン王 』小栗旬、吉田鋼太郎
2/16 『歌うシャイロック』岸谷五朗、中村ゆり
3/7 『ケンジトシ 』中村倫也、黒木華
4/13,14 『笑の大学』内野聖陽、瀬戸康史
5/27,31 『もうがまんできない』阿部サダヲ、仲野太賀
6/19 『ART』大泉洋、小日向文世
7/17 『パラサイト』古田新太、伊藤沙莉
8/3,8 『兎、波を走る』高橋一生、多部未華子
11/3 『浅草キッド』林遣都、山本耕史
11/16 『OUT OF ORDER』中村倫也、ユースケ・サンタマリア
11/22 『レイディ マクベス』天海祐希、アダム・クーパー
12/16 『リムジン』向井理、水川あさみ
観る作品の選び方には、テーマ、作家、演出家、役者などがあると思うけど、
私は基本的には役者さんです。
それと、彩の国シェイクスピアシリーズは必ず観ます。
それでは2023年、レイチェルが観た12作品の中のレイチェル的身勝手ベスト3は、
1. 『兎、波を走る』作・演出 野田秀樹
2. 『もうがまんできない』作・演出 宮藤官九郎
3. 『OUT OF ORDER』作 レイ・クーニー / 演出 マギー
1位の『兎、波を走る』は、『アリスの不思議の国』をモチーフに、日本人拉致被害問題を扱ったストーリーで、こんなこと思いつくの野田さんしかいないだろうと感じる作品でした。そして生の高橋一生さんって、すごいんです!
そりゃあ、岸辺露伴の高橋一生もすごいんだけど、生の高橋一生はぜひ観ていただきたい
文化・芸術は時代を反映するものなので、当然と言えば当然ですが、いまの演劇はコロナ禍そして戦争をにおわす内容、演出がとても多いんです。
その中で2位の『もうがまんできない』は、その二つを全く入れていない。
馬鹿馬鹿しいことの連続で、最初から最後まで笑いっぱなしでした。
だけど、コロナ禍と戦争以外の今日的問題、いじめや差別が皮肉的に描かれていて、笑いだけじゃない作品でした。
そして、阿部サダヲさんの身体能力がこれまたスゴイのよ!
映像の飄々とした役柄の阿部サダヲも好きだけど、生で動く阿部サダヲ、ぜひ観てもらいたい
3位の『OUT OF ORDER』は、クリスマスイブに起こったドタバタコメディー。
戦争も現代の社会問題でもなく、難しい芝居で起こりがちな、「あのセリフどうゆう意味?」というモヤモヤもない。ただただハッピーな時間だった。
そして書く必要ないけど書く。中村倫也さんは、いつも可愛い
今年の目標リスト026【舞台を8本観る】は、達成です
来年もいっぱい観て、感激するぞ!