いつも、近鉄四日市から松阪方面へ向かうとき、気になる通過駅がありました。
それは海山道(みやまど)。
四日市から2駅ですが、普通しか止まらない駅。
四日市を出て右手を見ていると、駅の改札と鳥居が一体化しているように見えるので、「どんなところだろう?」と気になっていました。
近くに住んでいながらずっと行かずじまいでしたが、先月ちょっとした隙間時間に、思い立って行ってきました。
近鉄四日市から2駅、わずか3分で海山道駅に到着。
駅の端から見ると、特になんの特徴もないように見えますが…、
(ひのとり通過中に撮影)
海山道駅は、海山道稲荷の最寄り駅。
ということで、駅も、なんとなく神社っぽくなっています。
そして、私が気になっていた正体がこれでした!
改札から見える鳥居、鳥居、鳥居…。
さっそく、改札を出て、海山道神社へ向かいましょう。
改札を出てわずか数歩で入口。
鳥居の前後に鏡を置いているかのように…、
鳥居がズラーっと並んでいます。
まずは手を清めて…、と思いましたが、
あれ?この日は水不足(?)でした。
まぁ、手と心を清めたつもりで、その先にある御本社で手を合わせます。
すぐ左には、交通安全祈願の、車お祓い所があります
私は運転しないので、眺めるだけでさらに先へ。
すると、「こっちへ行け!」と主張しているかのような矢印が。
「天神さま参道入口」と書かれた鳥居をくぐって少し進むと…、
なんだこれは!? 「失格(四角)しない鳥居」!?
最初、意味が分からずそのまま前へと進みました
すると、見えてきたのがこれ。
「ん? 四角に見えるこれが、“失格しない”なのかな???」
と一瞬思いましたが、よく考えたら「鳥居」じゃない。
そこで、もう一度「失格(四角)しない鳥居」と書かれたところに戻ったところ…、
ようやく分かりました
普通の鳥居はこれ。
一方、「失格(四角)しない鳥居」は、こうなっています。
分かりますか? 四本足で立っているんです!
そう、「四角→失格」とかけて、「失格しない鳥居」となっているようでした。
よく選手からは
「今期失格しているので点数が…」
という話を聞きます。マイナス3点は確かに痛すぎますよね…。
そんな失格をしないためにも、選手にもオススメしたい鳥居です
この鳥居を見て、満足して海山道駅に戻りました。
が、帰りの普通列車に乗って気づきました。
「日本一の大天神像」を拝むのを、すっかり忘れていたことを…。
(これはまたの機会に…)
さて、今回の四日市開催は、先月中旬に続いてのミッドナイト。
今節は、A級1・2班戦オンリーの7レース制です。
「失格」といえば、今期久々のA級戦を走っている柴崎俊光選手は、3月岐阜決勝で手痛い失格に。
今期の点数が93.77。
普通ならS級安全圏なのですが、失格1回でマイナス3点となるので、もう少し上げねばならないところです。
2月のホーム戦では、まさかの準決勝敗退となった柴崎俊光選手。
今回、決勝は最低ノルマとして、3走オール確定板は決めたいシリーズ。
今節は岐阜勢に強力な自力型が揃っているだけに、ホーム四日市初の“アレ”にも期待したいところです!
(柴崎俊光選手の“アレ”ネタを書いた、今年2月の谷友梨子さん執筆コラム)
今回も、四日市けいりん公式Xで選手の表情を伝えていきます。
公式Xもご覧になりながら、6/1(土)~3(月)の四日市ミッドナイトをお楽しみください。
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この景色を撮影した直後、
小雨が降りだしてきました。
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(立野純)