前回、松阪モーニング競輪のブログで、「ごかつら池ふるさと村」に行ってきたことを書きました。
今回のブログは、前回の続き。
ふるさと村内にある高校生レストラン「まごの店」を取り上げます。
ここで働くのは、三重県立相可(おうか)高校の生徒たち。
高校に「食物調理科」があり、この食堂は、調理クラブに所属する生徒たちの実習施設です。
オープンは2005年2月。もう18年9か月が経ったんですね。
2011年には、『高校生レストラン』というタイトルで、日本テレビ系でドラマ化されました。
メニューはこの2種類。
前回のブログでも書きましたが、メニューを持ちながら呼びかけしていた2人の高校生がいたので、そこで撮影させてもらいました。
通年同じメニューですが、麺は夏だけ冷たくなるとのこと。
また、デザートは、シーズンによって変わるそうです。
私が行ったときは満席で、2組待ち。
その間に、レストラン入口から右へ入ったところにある展示室内を見学。
…と思いきや、2~3分後には
「立野さま。お待たせいたしました!」
と、店内へ案内されました。
2つのメニューのうち、私は「とろろ麺定食」を注文。
すると、注文を取ってくれた高校生が
「オーダー通します!」
と言うと、厨房の生徒が全員
「ありがとうございます!」と
待っている間は、厨房やホールで働く高校生に見入っていました
その間、次のお客さんが入ってきたら、
ホール係「4名さまご案内します!」
厨房係「いらっしゃいませ!」
と、元気のいい声が飛び交います。
ザっと数えたところ、厨房には約10人、ホールには7~8人いたかな。
真剣に働く高校生を見ていると、
「オレが高校のころは、あれもこれも“それなりに”で、突き抜けて打ち込んだものがなかったなぁ~」
なんて思っていました…
…と、待つこと数分。料理が運ばれてきました!
写真で見たメニューよりも、実物を見た方が数倍美味しそう。
いや~、もちろん先生方の指導もあるでしょうが、高校生レベルの料理じゃないですね。
盛り付けを崩すのがもったいないくらいでした。
出汁巻き卵は「名物」というだけあって絶品。
牛肉のしぐれ煮は、くどくない、ほどよい甘さでした。もう1つ食べたかったくらい。
麺には、多気町の特産品でもある「伊勢いも」を練り込んであるそうです。
最後にデザートが。
「自家製のあんこを使用したパンナコッタでございます」と説明しながら出してくれました。
これがまた美味かったのなんの♪スッと口に入って、全然しつこさがない甘さでした。
学校では技術を学び、レストランでは接客も含めた実践に近い形式の学習(何せ、お客さんからお金をいただくのですから)。
これらを積んで、それぞれが目指す“食”の現場へと巣立っていくんですね。
すがすがしい気持ちで席を立ち、レジへ向かうと、
ホール係「お客さまがお帰りです!」
厨房係「ありがとうございました!」
どこまでも気持ちのいい店でした
なお、レジ横には、相可高校調理クラブの生徒が開発した、レトルトの「サバローサカレー」(500円)が、
「マルシェグランマ」1階には、同じく調理クラブのみなさんが作った弁当「まご弁」(700円)が売っていたので、こちらも購入。
夕食には「まご弁」を。
翌日の昼食には「サバローサカレー」をいただきました。
(※白米は、以前冷凍しておいたもの。そこにゴマがかかっていたので、白米にゴマが混ざっています)
カレーには、焼きサバのほぐし身が、これでもかと言うくらい入っていましたよ。
※「サバローサ」は、「鯖」+「サブローサ」(スペイン語で「美味しい」の意味)の造語だそうです。
普段の外食とは違った体験が得られます。ぜひ足を運んでみてください!
(営業は土日祝のみ。その他、学校行事によっては休みになることがあるかもしれません)
なお、「まごの店のペア食事券」や「サバローサカレー」は、ふるさと納税の返礼品にもなっています。
興味を持った方は、ぜひポチってください!
さて、今回の松阪競輪は、前回モーニングから中1日での開幕。
前検日があるので、私や関係者にとっては中0日です。
モーニング競輪が終わった後は、一旦帰宅。
すぐに、いつも使っているコワーキングスペース「MG四日市」へ移動し、今節の仮番組をFAXで受け取り、前検取材準備へ。
これを深夜までやっていましたが、モーニングで朝4時ごろ起きていたので、体に悪いと思いつつも、夜にコーヒーを飲んで無理やり目を覚ましていました(苦笑)。
昨日前検日は、いつものように取材&写真撮影(写真は中継内で使われます)。
その合間に、今節はインタビュー収録もしてきました。すでにアップされていますので、ご覧ください。
では、26日(日)~28日(火)の夜は、松阪ミッドナイトでお楽しみください。
(立野純)