5月13日(日)、四日市競輪場では、『オフロードレース遊具がやってくる!!』という、ファミリー向けのイベントが行われました。
障害物を超えながら駆け上がり…、
一気に滑り降りる巨大ふわふわや、
結構スピードが出て、「バババババッ!」という音も激しいバギーカー、
そして、キックバイク(ペダルのない自転車)も。
(↓開門前にバギーカーで遊んで…いや、走行テストをするスタッフ)
そんな中、私の担当は、車券購入ガイダンスコーナー。
このイベントでは、ある条件を満たしたお子様連れの親御さんに、100円の『車券購入券』をお渡ししています。読んで字のごとく、100円の車券が買えるチケットです。しかし、大半の方は、車券の意味もお分かりにならないので、私が100円チケットの使い方(=車券の買い方)を説明しています(お客様がドッと来られたときは、私だけではとても対応できないので、スタッフの方にも手伝ってもらっています)。
このコーナー、発売中のレースを短時間で買っていただかなくてはいけないところが、いわゆる『初心者教室』とは違うところ。
初心者教室なら、「先行選手がいて、番手選手がいて…。で、その役割は…」と、時間をかけて説明できます。が、このイベントでは、100円チケットを持ったお客様が次々に来られ、またお客様も丸一日や丸半日、競輪場に滞在される訳ではないので、競輪のイロハをゆっくり解説する時間はありません。
ただ、そんな条件でも、「競輪は、ヨーイドン」の駆けっこではないことを、ほんの少しでも感じていただけるように、毎回考えながら取り組んでいます。やっぱり、やるからには、その日遊んで終わり…ではなく、たった1人でも構わないので、これをキッカケに本場開催に足を運んでもらいたいですからね。
※そのためには、“当たる楽しさ”を味わってもらうことも必要なので、極力ワイドを買ってもらえるようなトークをしています(笑)。
そんなお客様に、ちょくちょく聞かれるのがこれ。
↓
「えっ?ここで走ってるんじゃないんですか?」
「今日は走ってないんですか?」
その日は京王閣記念の場外発売日でしたが、東京のレースを四日市で買うことに、びっくりされるお客様も何人かいらっしゃいました。普段から公営競技に慣れ親しんでいる方には、ない感覚ですね。
そんな質問の後には、
「な~んだ、走っているのかと思った」
…という言葉が続くこともちょくちょくあります。
当然、この言葉の裏には、「目の前で、実際のレースを観たい」という思いがあります。
ですが、全国的に土日の開催が少なく、お客様を入れる開催削減も増え続け、目の前でお客様に観戦していただける機会が減り続けています。
興業は、お客様の支持があって初めて成り立つもの。それを継続させるために、新規開拓は欠かせません。日程を含めた本場開催の見直しは必要だと思いますね。
…という思いが書かれた記事が、今発売中の『プロスポーツ』(青森全プロ記念号)にも掲載されています。
昭和や平成初期の入場者数を望むのは無理でしょうが、いわゆる『客が客を呼ぶ』という仕組みを作るのも、大事なような気がします。
普段、競輪に接していない方が、競輪場に来ていただけるイベントをやるたびに、そう感じますね…。
実況アナだって、たくさんのお客様に足を運んでいただき、声援が大きい方が、テンションは上がりますよ。
(立野純)







