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4月18日広瀬市民センターで相談会を開催しました。参加者さんは1名。担当は坂東です。
今日の話しは「お母さんの前でだけ大変な子」についてです。
楽っこにいらっしゃる方の中でも意外と多いのがこの相談です。保育所、幼稚園、学校、おじいちゃんおばちゃんやお父さんの前ではいい子にしてるのに、お母さんの前ではわがまま爆発する子。お母さんたちが誰にも分かってもらえない悩みNo. 1かもしれません。子の大変な姿を私以外は知らないのです。 先生に相談すると、「お母さんに甘えてるんですよ。甘えさせてあげて下さい。」夫には「お前がもっとちゃんとやらせればいい。」誰にも大変さが分かってもらえない。 楽っこで相談を受けていると、実は割と多くいるタイプなんです。 基盤には、発達障害の特性を持っている子が多いです。でもいい子なので、行政に相談してもなんの支援も受けられません。それどころか、「お母さんの考え過ぎでは?」と言われ傷つくこともあります。
このタイプのお子さんは、お母さんに甘えているのは前提としてあるのですが、お母さんとのやり取りをパターン化してることも多いです。 例えば、 母「◯◯しよう。」 子「やらない。」と言いながらひっくり返る 母「じゃあやらないの?」 子「やだー。」物を投げる みたいな、こう言われたらこう返すがパターン化しています。 また、白黒思考の場合、上手く出来なかったことをお母さんのせいにします。自分の力より遥か上のものをイメージし、出来ると思ってやるけれどイメージ通り出来ず大暴れ
「お母さんのせいで出来ない」と泣き叫び、叩いたり蹴ったりなんてこともあります。
切り替えが上手く出来ない子の場合、TV→夕飯→トイレ→お風呂などの流れに乗れず、次にうつるときに必ず「やだー」と泣いて暴れたり、頑なに動かなかったりなんてこともあります。 毎日毎日大変
朝起こしてまた1日が始まると思うと憂鬱。たまに夫がお風呂に入れる時はぐずりもせずお風呂に入る。自分が悪いの?
こんなに反抗ばかりされていると否定されているような感じがして、辛い。
他人から見たらぐずぐずも今だけだから可愛いとか言うけど、可愛くないって私は母親失格なの? そこまで追い詰められてるお母さんも少なくありません。 発達障害と判定されてない、特性はあるけどいわゆるグレーゾーンと言われるお子さんたちも、育て辛さはあります。 一人一人違うので、何でお母さんにだけ言うことを聞かないかは、お話を聞いてみないと分かりません。 成長とともに軽減することは多いのですが、手立てを知ってやってみたら楽になったってことも多いです。 お母さんたち、我慢し過ぎないで下さい。お母さんたちのやり方が悪いわけではありません。その子に合った手立てを見つけるので、一緒に子育てしていきましょう。
