【目黒区の5歳の女の子、虐待死に対して
我々ができることはなにか】
駒崎さんが緊急で出演されていたラジオ及び、投稿を見て
私も自分の目線、およびRACの今の目線でコメントを書かせていただきます。
①声を上げよう=具体的なアクション=「選挙に行こう」「正しい情報をシェアしよう」
②許されないけれど、批判の気持ち以上に、次につなげよう。
③里親支援=今すでに里親をされている方を全身全霊で応援すること。そしてできるなら、いつか短期里親や支援に直接関わろう。
この3つです。
①子どもの代弁者になろう、声を上げよう。
5歳の結愛ちゃんは、精一杯の「助けて」を伝えていました。
でも、結果、助からなかった。
虐待死のニュースを見て「なぜ、子どもの声が社会に届かないのか」という思いを何度もしてきましたが
今回もやはりそうでした。
今回は「文字」として彼女が精一杯残してくれたもの。
虐待死の子どもたちの殆どは文字がかけず、彼らの「助けて」の声は消えて社会に届かなかった。
彼女が残してくれたメッセージは今まで亡くなった何十人、何百人人もの声を代弁していると思っています。
子どもの声は、一般的には社会に伝わりません。
親が代弁するか、もしくは集団生活を過ごしている場所で先生や地域の人が気づくしか方法が無いのです。
特に社会的養護や親から虐待を受けているケース、親も要支援者の場合。
親がそもそも子どもの代弁者として一緒に生活しておらず、投票に行く割合は低く、
子どもたちのことを考えてくれる人はほとんどいません。
・私達は選挙に行きましょう。こういった問題に向き合ってくれる政治家の方に活躍してもらいましょう。
・民意、世論として声を上げましょう。デモに参加するまでいかなくても、こういった声を上げてくださる方の情報をシェアしましょう。(ただし情報に踊らされないように自分で判断の上。)
②憤慨、批判する気持ちはもちろんあるが、次にどうすればいいのか。
親、児童相談所、警察との連携・・・など攻めたくなる気持ちもわかります。
でもこれらの詳細な背景は今のニュースの情報だけではわかりきらないので、総論としてここでは意見を書かせてください。
まず親について。事実として許されることではないのは確かです。
しかし社会的養護、家庭内でトラブルを抱えているケースはその親が虐待を受けていたり
支援されずにきているケースがものすごく多い。
背景をすべて知った上で親を責められるかというと、そうではないと思うケースもいくつも見てきました。
(今回がどう言うケースに当たるのかは情報不足ですので書きません。)
児相、警察の連携に関しては駒崎さんが書かれているとおりだと思います。
東京都はいろんな事情で、区に児相の権限がありませんでした。
これから数年後にほとんどの区に移管になりますので、それをより加速させ、名前だけの組織にならぬように私達も応援します。
このケースに関しては、ハインリッヒの法則に近いイメージで理解しました。
個人の責任を追求しているだけでは永遠に社会は変わらず、
仕組みを変えねばなりません。
今回のケースは明らかに一時保護して良いケースであり、警察も絡むべきだったとは(後付で)書けますが、
そういう判断にならなかったのは構造的な問題が確実にあると思います。
医療機関での医療ミスもそうですが、人為的なミスは起こる可能性があります。
だからこそ連携し無くてはならないし、複数の目で見ること、その前提として情報共有、専門性等が必要です。
児童相談所の仕事は、人の生死を揺るがすケースも混ざっているのに対して、
その立場にいる人達は特にその訓練や実践を積まれていない場合もあります。
医療者として6年の教育を受け、国家資格を持った上で判断したことが間違っていればそれは専門職としてどうなのか?と思いますが
児童相談所の担当者はそのためだけの訓練を何年も受けているわけではありません。
cすでに通常の仕組みとして、アセスメント不足であることは確かです。
しかし、子どものの生死を握っているのがたった一人の担当者かもしれない。その人が判断を間違えれば・・・
恐ろしい結果になります。
ハインリッヒの法則でもし照らし合わせて良いのだとすれば、
この裏には(外には見えてこないですが、児童相談所の皆さんがしっかり関わってくださったおかげで)
299件の助かった命があるはずです。もっと救わねばなりませんが、ありがたいことです。
③里親支援=今すでに里親をされている方を全身全霊で応援すること。
そしてできるならいつか短期里親や支援に直接関わろう。
一時保護した先に、家庭の選択肢があれば。
こうなる前に、虐待の予防的介入や在宅支援という意味で、
結愛ちゃんを数日預かって家族を休ませるレスパイトなどの制度があれば。
何か結果は違ったかもしれない。
私は今できることとして、里親さんを全身全霊で応援します。RACでも研究目線でも。
そしていつか自分ができる時に短期里親になります。
この里親の分野に、寄付も大歓迎です。
でも、
お金じゃ解決できないことなんです。
献血と同じで「人のぬくもり」の「生身」の部分が必要なんです。
生活、繋がり、会話っていう。
そして里親は特殊で、献血みたいにパックに入れて運べない。
里親家庭は日本全国に必要です。
だってほら、どこで子どもは生まれるかわかりません。
どこで生まれても、社会保障として、最低限の生活を保証すべきです。
里親制度は社会のインフラだと思っています。
妊娠SOSさんも、高齢者支援もインフラです。
子どもは生まれる場所を選べず、社会に発信できる方法がありません。
なので親が要支援者になった場合、そのかわりになる家庭はある一定数必要なんです。
長くなりましたがこの事件を風化させないために、
メッセージとしてここに残します。
*************朝日新聞より
https://www.asahi.com/articles/ASL665H8VL66UTIL04C.html?iref=pc_extlink
もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします
ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおします
これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか あそぶってあほみたいなことやめるので もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいぜったいやくそくします