#RAC登記から一周年
#ご支援いただいた皆様ありがとうございます
#寄付ページが出来ました
親を頼れない子どもたちにできること。
自分として譲れないこと。(長文です)
RACは2月14日で社団法人化して1年を迎えます。
いつも応援いただいている皆様、ありがとうございます。
まだ結果として子どもたちへ活動を届けられておらずで、
今後も精力的に活動したいと思います。

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1年の振り返りとして、
少しですが今思うことを書かせてください。
【親を頼れない子どもたちの声はどうやって社会に届くのか】
保護される子どもたちの親の多くは、
事情があって投票に行けなかったり
社会とのつながりをうまく持てていません。
子どもが困っている声を代弁する親が動けない時、
その子どもたちの存在は無いものとなってしまいます。
保護理由の38%は虐待、10%は親の精神疾患です。
保護して家に変えれば終わり、ではありません。
むしろ帰ってからの生活をいかに一緒に関わるかが大切。
声さえ上がれば、少しずつ解決するかもしれない部分が
当事者抜きで進んでいきます。
子どもの声から、当事者の声から始めたい。そんなふうに考えています。
また、あなたを守るよと行って保護されると
新しい施設、友人、人間関係を一から作らねばなりません。
しかし心理的虐待で最も多い、
親のDVであれば、(これは友田先生の研究より)
視覚野、記憶力や学習能力の低下(知的な課題が出てくる)のがわかっている。
新しい環境になれないといけない、
心にも傷をおっている、そんな中で
子どもができない内容に関して、「子どもが悪い」
「努力が足りない」と責任を本人に負わされるのは
もっと違う関わり方があるはずだ、と思っており
RACとしては声を上げたいなと思います。
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保護できないからと本当に悲惨な死亡事例が相次ぐ中、
その後ろには同じような状況にいる子どもたちが
何人も、何百人も、います。
あちらこちらに。
それに日々関わっておられる皆様、専門家の皆様、
その皆さんを心から応援しています。
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でも一方で保護された中でも、
「本当は家を出たくなかった。
親は殺したいぐらい嫌いだけど、
それでも親だから。会えないのもな。」
と言って話してくれた
当事者の子どもの声は忘れられない。
保護されたら子どもは、
安全な場所に行って幸せな子どもたちばかりではない。
本当は、それでも家を離れたくなかった子どももいる。
でも命を守るためには、離れなければいけない
と説き伏せられる。
本当にそうなのだろうか?
もっと前に介入できていたら、
子どもも親を憎んでもう回復できないまで行く前に、
解離症状が何度も出る前に
親子をもっと応援できたのではないだろうか。
そんな思いがこの1年間で膨らみ、
子どもホームステイ事業につながっています。
保護される前に、もっと、できることを。
しつけが虐待になる前に、
しつけをしないといけない、と
家庭内で攻めてしまわないように
もっと地域で関わりたいと思う。
(言うのは簡単でめっちゃむずかしいんだが。)
そして親も虐待をやめたいと思っている人が多くいます。
Mytreeなど親の支援がもっと増えますように。
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それでもこの1年間で少しだけ進んだことがあります。
【RACイベントの主催、各イベントでの登壇】
2018年の6月7月12月にRAC主催のイベントを行いました。
短期里親、ショートステイ、
養子縁組、児童相談所、里親の理解などがテーマでした。
登壇イベントでは拡大家族、保護される前に
できることについて。
世田谷区長の保坂さんにも来て頂き、
世田谷区の後援、フローレンスさんに協賛を頂きました。
花王さんにサポート頂き、
ETICさん、花王社会起業塾にも参加中です。

日経ソーシャルビジネスコンテストにも
ファイナリストとして出場しました。
(まだ結果は発表されず)
少しでもみなさんが
「里親って何も聞いたこと無い」から
「あ、RACがやってるあれだよね。」
になれたら。
そしてもう一歩、子どものために
予算を増やして欲しいよ、
まで世論を持っていく。
虐待死のニュースの時だけでなく。
【民間の里親応援団になりたい】
里親やその周辺領域の情報発信はナイーブな内容もあり
子どもを守るために色々書けない部分があります。
メディアも、子どもの顔を出せないので、取材してくれない。
多くはもちろん親権者の許可も出ないですし。
でも発信が必要です。
批判ではなく、一緒に親子を包み込む言葉とともに。
養子縁組は民間団体も多くありますが
里親は基本的に行政の委託事業であるため
完全民間の里親支援団体は殆どありません。
養子縁組は、子どもの人身売買などと
議論されてしまう時があり
そこの誤解はときたいのですが
養子縁組はアウトリーチ事業、
里親は虐待や精神疾患の親子の応援者です。
養子縁組は赤ちゃん1人に大人が200人手を上げます。
でも里親に該当する子どもに対して、
受け入れてくれる里親さんの人数が本当に少ない。
年齢があがれば尚更のこと。
メディアも養子縁組のアウトリーチ事業に対しての
取材が多いので、
里親さんの必要性も伝えていきたいと思います。
まだまだ課題はあれど、RACは子どもを応援します。
【医療関係者の皆さんへ】
医療分野の皆さんにつながることが多いものの、
大きなことをお伝えできてないので
今後こちらも注力したいと思います。
言えることは、
今の年間1.6兆円と言われる虐待への費用は
子どもの虐待を防止することで確実に減らせます。
特に1.5兆円の中の4割ほどを占める、
医療費にも影響してきます。
一緒に早期介入、早期予防で
本当は不要なはずの医療費も減らしませんか。
そして、一人でも悲しい死を無くすために、
一緒にご協力ください。
【最後に】
1年経ってようやく寄付できる仕組みができました。
もし活動や理念に共感し、何かしたいなと思われた方、
ご寄付いただければ人件費以外の活動に使わせていただきます。
https://syncable.biz/associate/rac/donate…
写真は友田先生との勉強会でのオフショット。
