4月27日は毎日文化センター@神保町で開催、半年間コースの
今日は楽しみにしていた「ソーシャルワーク基礎講座」へ。
2019年度の私のテーマは
「RACポリシーに重なるテーマには、
社会的養護以外にも積極的に参加して学ぶ」
「一緒に変化できる人と、症例を交えて学ぶ機会に参加する」
なのでまさにど真ん中の企画でした。
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●この講座を知ったきっかけ
以前WAKUWAKUの天野さんに
ご紹介いただいた竹村さん(ソーシャルワーカーさん、)が
主催ということですぐ申し込み。
https://wakamono-oendan.com/
今季は8期目らしく15名中、
8割は現役のSSW(スクールソーシャルワーカー)。
なかなかのベテランさんも参加されており、
大人気な講座なのだなと改めて実感。
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●参加目的
ソーシャルワーカーさんと繋がりたいことと、
何をどう意識して働かれているのかを
知りたかったから。
今後RACでもソーシャルワーカーさんに
仲間に入ってもらいたい!と真剣に考えているからです。
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正直、私もRACで関わるようになる前には
仕事内容そのものがよくわからなかった(知らなかった)のですが
どうしても子どもと家族の話をするときに
学校がキーになることが多く、
相談することがとても多くなりました。
相談する中で、
「学校を拠点にして、子どもと家族の周りの
環境に関わるソーシャルワークをする人」
であり、
子どもにとって家族以外で定期的に関わる
信頼できる大人であることが多い、
というのがおぼろげながらわかってきました。
(もし違っていたらご指摘ください。)
個人的には、尊敬できる方たちが
職種としてはソーシャルワーカーさんをされていることが多いのです。
配置型/派遣型/巡回型の3種類に分かれているらしく
そもそも配置のない学校もまだある様子。
(東京都は配置済み)
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●今日の内容
今日は全体的な数字や外部環境の話で
児童虐待とも関係する数字も多かったのですが
小学生〜以上の自殺が年間300〜350人、
かつ増加している状況。
親子関係の不和を理由とする死も多く、
社会的養育がもっと広がればいいなと
強く思いながら帰ってきました。
ここで上がった質問で
「そもそも子どもの自殺の理由って
どうわかるのでしょうか?
誰が調査しているのでしょうか?」
(確かに。)
→基本は学校が調査を行い、報告をしている
ということでした。
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●気になったこと
半数以上は「原因がわからない」と
いうことが1番ひっかかりました。
いじめや自殺に関しては、
その手前に相談できる大人がいないことや
安全な場がどれだけあるのか、ということが
実行するまでのブレーキになりうるので
家族との関係性はここでも重要な因子になることが
理解できる半面、少し悔しく思う。
子どもは家族を選べない中で、
家族を頼れない子どもが
自分は勇気を持ってSOSを言わなくても
安心できる大人とつながれる社会にしていきたいなー。
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今回も土曜日の17−18:30という時間に
(無謀にも)申込みしたのですが
毎回18時過ぎには出て19時のお迎えに間に合うように帰る・・・という中で
参加していて中途半端な私です。
でも、できるだけ参加していきたいと思います。
参加者の皆さん、講師の皆さん、
どうぞよろしくおねがいします^^
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年齢階級別、原因・動機別自殺者数
https://www.mhlw.go.jp/…/06-Seisakujouhou…/h29kakutei-f1.pdf
前提知識がなくてもわかる!ソーシャルワーカーさんとカウンセラーさんの違いを書いてあったのがこちら。
→
「子ども情報ステーション by ぷるすあるは」精神障がいやこころの不調、発達凸凹をかかえた親とその’子ども’の情報&応援サイトより
https://kidsinfost.net/2016/04/25/ssw/
画像はこちらから。
(出典)厚生労働省・警察庁「平成29年中における自殺の状況」
http://www.mext.go.jp/…/afieldfi…/2019/02/08/1413285_001.pdf