渋川チワワ君 | 前田和守~rabypooh~のブログ

前田和守~rabypooh~のブログ

エッセイ・詩・日記など気ままに書いています。

 

シンガーソングライターであり、
作詞者であり、作曲家であり、
役者であり、声優です。
犬のチワワに顔が似ているのでチワワです。

彼のTwitter自己紹介からの引用です。
面白いね。(笑)))


チワワ君との出会いは、今から4年前。
劇団鳥獣戯画(通称:ギガ)さんの
「カリフォルニアドリーミン」と言う作品での共演でした。
彼は最近のギガさんの舞台にはずっと出演していて、名前も印象的なので、「カリフォ」の顔合わせの時に
「あ、あの面白い名前の人だ」
と、すぐに分かりました。
その作品で僕は、ギターを弾く役だったので、その日からチワワ君が、僕のギターの先生になんたんです。(笑)

稽古も何週間か過ぎた或る日。
その日は午前中、劇団会議があって、午後から稽古と言う予定でした。
少し早目に着いた僕は、稽古場前で待機。
すると、ちょっとしてからチワワ君がギターを抱えてとぼとぼとやって来たではないですか。
「あれッ?チワワ君会議は?」
「僕、劇団員じゃないんですよ。」
エーーーーーーッッッ!!!
ずーーーーっと出てるから
絶対劇団員だと思ってたーーー!!

そしてまた、何日か稽古が進んだ頃
「今日、僕のライブがあります。」
「え?ライブ?」
「僕、本業はシンガーソングライターなんですよ。」
エーーーーーーッ!!!
知らなかったァーーーー!!!
何週間も一緒に稽古してて
しかも、毎日毎日ギターの指導を受けていて
そんな事、全然全然知らなかったからァーーーーッッッ!!!

僕はその頃、共演者としてチワワ君に興味を感じていました。
稽古場での立ち居振舞い。
芝居、歌、表現力と感受性の高さ。
礼儀正しく落ち着いた人柄。

そして、初めてチワワ君からギターを教わった日
「すぐ出来ますよ。毎日10時間くらい練習すれば。」
そう言って、不敵に優しく笑ってくれた。
「はい!頑張りますッ!!!」
返事をしながら内心僕は
「こいつ、面白い奴だなぁー。」
と、心の中で不敵に微笑んでいました。(笑)))
ライブも観に行きました。

この人良いなぁ~、面白いなぁ~。 から
この人と何かやってみたいなぁ~。
へと徐々に、興味の方向が変わって行きました。

そして稽古も佳境に入る頃には
目の前の本番への追い込みと同時に
僕の中には、もうひとつ別の妄想が育っていました。

チワワ君とやるなら、どんなものが良いだろう・・・
チワワ君の歌、キャラクター、佇まい、そしてチワワ君が作る楽曲・・・

すぐに思い浮かんだのが
「ビビちゃんは天使になった」
でした。
これは2011年、僕がこのamebloに書いたエッセイです。
チワワ君は、これに合う!
このエッセイをライブにする事が出来たら!
チワワ君とやるなら「ビビ~」が良い!!!


まだ「カリフォ~」の本番も始まる前の事です。(笑)
僕の中では、もう勝手に
チワワ君と「ビビ~」をやる!!
って決まってたみたいですね。(笑)))


それ以来、チワワ君とは幾つものライブを一緒にやらせてもらっています。
ミュージシャンのライブと役者の芝居作り。
その両方を分かっているチワワ君。
遠慮する事なく、ダメ出しも意見も言ってくれるし、
そして僕が言わんとしているイメージも、しっかりキャッチして体現してくれる。
チワワ君とやると、当初僕自身が予測していた以上のものが出来上がるのです。

僕一人でもチワワ君一人でも出来ないようなものが出来てくる。

それがとっても面白い❗❗

僕が作品を作る上で
チワワ君は、なくてはならない存在になっちゃってるのかもしれないな~。

チワワ君にとっては、厄介なお荷物かもね~。(笑)))


劇団鳥獣戯画「カリフォルニアドリーミン」
手前で白いギターを抱えているのが僕
その真後ろの奥で手を上げているのがチワワ君です


「ビビ~」のチワワ君
色んな事させちゃったなー。(笑)










昨年の僕の企画ライブで








どうやら僕の「変な世界観」に
段々引き摺り込まれてしまっているようです。(笑)))