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夫の不倫が原因で離婚しました。こちらのブログは、不倫発覚から離婚までの経緯を書いたブログになります(未完です)。
現在進行形の記事も時々投稿していますので、過去の出来事の記事を順々にお読みになる場合は、テーマごとに絞り込んでください。
第8R「最善の道を探して。」 ←今ここです
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前回の記事はこちら
夫の仕事用の鞄の中には、相変わらず生々しい書類が入りっぱなしになっていました。
ほとんどがジャイ子氏からの慰謝料請求案件絡みです。訴えられた通知書だったり、弁護士との委任契約書だったり。
ひとつだけ夫の会社からの書類がありました。
「業務改善計画への合意書」
2ヶ月前に鞄の中に加わり、今日までずっと入り続けています。
業務改善計画に際し、夫に課された業務目標はどんなに優秀な人でも達成困難なレベル。
要するに事実上の解雇予告です。半年間の猶予期間が設けられていました。
このレターを受け取った日から、夫はエージェントに連絡を取り、転職活動を進めていました。
夫「ヘッドハンターから連絡があって、案件紹介されてさー。らぶかのラップトップちょっと使わせてくれない?履歴書アップデートしたいからさ。」
まあ面接受けてあげてもいいよ的な、余裕のある風で私には言いましたが、クビになるかもしれない事実には一切触れません。
解雇や転職が日常茶飯事の業界とはいえ、決してカッコ良くはない事実です。
夫の成績だけが原因ではないだろう。彼の場合、能力の低い人間に対しては態度に出てしまうので、可愛くない部下・難しい同僚と認定されやすい。
彼の仕事ぶりを評価する味方もいるけど、敵も多いのだ。
しかも、今年はジャイ子氏にうつつを抜かして、身が入っていなかったのも事実。
チームで誰か1人クビにするとしたら、彼のような一匹狼が選ばれてしまうのかもしれない。
男社会は実は女社会以上に仲良しこよしの縄張りの世界だとよく思う。。。(ジェンダーフリーに反する発言すみません)
プライドの高い人だから、半年後の解雇までに転職先を見つけてしまい、何もなかったかのように切り抜けたいのかもしれないな。
気持ちは理解できる。
理解できるけど、、、、、
散々夫に苦しめられてきた立場としては、
天罰くだったんだね
が本音です。。。
神様はちゃんと見ているのだ。
一方で、少し寂しい気持ちになったのも事実。
以前の会社でも同様の状況に陥った時は、包み隠さず話してくれていました。結婚する前のことです。
もう私のことを相談すべき身近な人間だとはみなしていないのかもしれないけど、話してくれたっていいのに。。。
何か他に理由があるのかな?
例えば、、、退職金を妻に取られたくないから、とか??
半年後に退職金が発生するかもしれない事実を隠したかったのかもしれない。退職金は財産分与対象だからです。
もし夫が離婚を本気で計画しているのなら、ありえることでしょう。
不可解なのは、解雇予告の事実を妻に知られたくないのであれば、なぜ自宅に毎日持ち帰る鞄なんぞに入れっぱなしにするのか、ということ。
妻が鞄の中をチェックするかもしれないと想像することはないのだろうか?
仮にも夫は、妻に不倫がバレて修羅場を経験したいわゆる「シタ夫」です。
不倫がバレたことをきっかけに、自分の周辺を妻は以前から調べていたのかもしれない、と想像するのが普通です。
学習して、その後は見られて困るようなものを自宅に持ち帰るなんてことするはずがない。
とすると、、、
夫が鞄の中に入れているものは、
妻に見られても構わないもの
又は、
見てほしいものをわざと見せる
と、いう見方もできます。
とするならば、この解雇予告のレターは、何のために私に見せているのだろう。
解雇のことを面と向かって妻に話したくないけど、こっそり知っておいては欲しい、ということかな。
または、、、離婚する時に無職だった場合、あまりお金は期待できない、と妻に覚悟してもらえる、とか??
どっちなんだろう???
夫の行動は不可解過ぎて読みづらい。。。
妻を全く疑わずに、忌々しい書類たちをリスのように鞄に貯めているのなら、
子どもレベルの無防備さ、無警戒さです。。。
幼稚園の給食で苦手なお肉を、ティッシュに包んで自分の机の中に隠した5歳のらぶかと同じレベルじゃないか。いずれはバレる。。。
夫らしいといえば夫らしいけど。。。
どちらにしても、話してくれたっていいのに。
夫は、最近、逆流性食道炎と診断を受け、薬を飲んでいました。
病院嫌いで、且つ、これまで体調不良を訴えることがほとんどなかった健康な夫が、自ら病院へ行き、処方された薬を飲んでいるのだから、それなりに自覚症状があったのでしょう。
「胸焼け」「胃もたれ」というワードで検索をしていたことが年末にあったことを思い出しました。ストレスが原因だろうか。
私の存在がストレスなのかもしれないし、ジャイ子氏を絡めた一連の損害賠償の件も原因かもしれない。
でも、夫の性格や発症時期から推察するに、たぶん解雇のことが最大の原因だろう。無職になるかもしれない現実は、夫にとって精神的に大きな打撃だったに違いない。誰もがそうであるように。
夫は転職活動の進捗状況を私にほとんど話しませんでしたが、実は私は把握していました。
エージェントと夫のメールのやり取りを、古いスマホから読むことができていたからです。
夫は、ジャイ子氏とはLINEは避け、Eメールで連絡を取り合うようになっていました。しかし、キャリアドメインのメールアドレスだったので、古いスマホで受信することはできません。
では、なぜエージェントとのメールは読める環境にあったかというと、Webメールを使用していたからです。
履歴書などのファイルを送るために、容量が十分にあるWebメールを自分のスマホに受信させていたと思われます。Webメールは別のデバイスからも受信できます。古いスマホもずっと受信を続けていました。
そんなこんなで、どんな会社の案件が紹介されていて、どこに応募して、今どのステージまで進んでいるかも、奇跡的に把握できていました。
年末までエージェントからいいペースで紹介されていた募集案件も、年が明けるとガクンと数が減りました。
内心焦っているんだろうな、と感じたのは、以前なら夫が歯牙にも掛けなかった会社と面接し始めたこと。
「あそこは、島流しに遭ったヤツらが集まる会社」
「こんな小規模の会社は俺は今は選択肢にはないな。リタイア間近のピークアウトした年齢ならありだけど。」
こんな発言を以前はよくしていました。
もちろん妻の私だからこそ、うちうちに本音ベースで話すわけで、外ではそんな発言はしていないと信じたいところですが、
私は夫のこういう偏った価値観や浅い考えが本当に嫌でした。
そこの会社が良いかどうかは、そこで働いている人自身が決めればいいことだし、誰が在籍しているかで外から判断することでもありません。
小規模だからこそ色々任されてやりがいを感じたり、大きな組織で培った経験を活かして貢献もできるはず。
諭したところで、私の言葉なんて何ひとつ響かないし、口論に発展するのは分かっているので、いつの頃からか黙って聞くだけになりました。
そんな夫が、あれほどバカにしていた会社の面接を受ける。。。だからこそ、余計私に隠すのでしょう。
その面接も2次まで進んだものの、その後その会社から連絡が来ず、エージェントに状況を確認している様子でした。
昔の上司や同僚にも慌てて連絡を取り始めたようです。普段交流を全く絶っているくせに、こういう時だけ飲みに誘うので、みんな飲みには付き合ってくれるものの、仕事を紹介してくれることはありません。
夫の経済状況が悪化するかもしれない、という事実は、冷静に分析すると、
夫から出来るだけ多くのお金を払ってもらい離婚したいと考えている私にとっても、あまり喜ばしくない状況なのでしょう。
開業医並みの収入を得ている夫、今がたぶん人生のピーク(管理職になる器じゃないので)。
解雇予告を受けている状況、又は、解雇された状況で、離婚の話し合いを始めたら、財布の紐を締めるでしょう。
少なくとも、夫が次の職場を一刻も早く見つけることが、金銭的な面では重要なのです。
頭では分かっています。
分かっているけど、、、
このまま半年後失職すればいい
正直、この気持ちの方が優っていました。
どこにも拾ってもらえなくなり、この業界から去ってしまえばいい
一文なしになってジャイ子氏からも捨てられてしまえばいい
こんな黒い感情を抱えながら、
今夜も私は食事の準備をするのです。
夫の帰宅を待ちながら。
この記事は過去のアメンバー限定記事を書き直したものです。アメンバー記事を今後公開することはありませんが、こういう形で書き直していきたいと思っています。
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皆さま、黒い感情に
今日もお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
お口直しシリーズ
Michael Jackson
〜 ベンのテーマ 〜
14歳とは思えない
情感あふれるマイコーのピュアな歌声
映画「ベン」は
この曲とは似ても似つかない
ホラーパニック系だそうです
曲の方を先に知った私は
怖くていまだに見れません
少年とネズミの友情を描いた歌だそうですが
その後のマイケルの人生を考えると
映画を観てもいないのに
なんだかこの歌が
狂気じみたものにも思えて
なぜか納得してしまったらぶかです。
あ、お口直しになりませんでしたね。。。
それではまた^_^