手をつなぐ | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

ご高齢の患者さんが多い当院です。最近特に私は患者さんと手をつなぐ
事が多くなりました。正確にはイスから立ち上がる時に何かにつかまらないと立てないので、患者さんから手を差し伸べている状況です。普通に片方の手同士ではなく、両手をつなぎ私が後ろ向きになって歩くといった状態です。特に足が悪かったり、めまいがしてフラフラするといった患者さんです。最高齢は94歳のSさんです。足元がふらついて、ちょっとつまづいただけで転んでしまいます。手をつなぐと、畑仕事を長年やられてきた想像以上のゴツゴツした手です。そしてなぜかお互い笑顔になって、「よいしょ、よいしょ」と歩きます。考えてみれば、今までも、そういう場面はあったのに、私が気づかず無理をさせていたんではないでしょうか?患者さんが、今してほしいこととか、聞いてもらいたい事あったのではないでしょうか?そう思った時、数々の反省点がありました。みなさん、寒い中ご来院いただきありがとうございました。



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