記憶と映像。
昨日、寂しくても友達に毎日頼るのよくないので、
インターネットでチャットしてみました。
そこで、相談させていただいて。
「いくら理想の人といっても忘れること、できるんですか?」
って言ったの。
そしたら、
「人間って不思議でね、いくら好きな人でも、いつの間にか顔も思い出も忘れていくの。しばらくしたら、顔もぼんやりしか思い出せなくなって、思い出もそんなこと。。。あったっけ?ってなるの。だから、大丈夫だよ。」
って言われました。
少し寂しいけれど、そうやって人を忘れていくんだ。
確かに、過去の彼氏や好きな人との思い出はぼんやりしか覚えてない。
そんな自分に気がついて。
ふーことのこともきっとこうなるんだなって思った。
でも。
私には特技があって。
頭の中で好きな映像を再生できるっていう特技。
見たこともない人や物は無理だけど、
知ってる人なら表情を好きなように変えて、
言ってないことも言わせることができる。
よくやっていたのは、
ふーこにめんどくさい顔させて、
「他に好きな人ができたんだから、仕方ないじゃん」
って言わせること。
辛いことやひどいこと言わせたら、嫌いになれるって思った。
それでも悲しくても忘れられるほど簡単じゃなかったけど。。。
前の彼氏たち。
いくら振り返ってもはっきりと顔は覚えてる。
思い出が消えても、
私はふーこの顔、一生忘れることはないんだろうな。
私の過ち。
おとといのこと。
高校時代に仲の良かった友達からメールがきました。
「結婚しました」
かわいいデコメールの中にはかわいい花嫁さんがいました。
友達は苗字ももう変わっていて、
少し話には聞いていて、とっても嬉しいニュースのはずなのに。
お祝いする気持ちのほかに、
切ない気持ちがこみ上げてきた。
置いていかれちゃったみたいな。
自分がすごく子供っぽく思えた。
友達はもう永遠の愛を誓って結婚してる。
ふーこと結婚したいって思ってたのに、
私は子供っぽくも小さなことで怒ったり、騒いだり、ケンカして、
別れを繰り返して。
なんだか、幼稚な愛みたいな気がした。
そう、思ったら、すごく。。。すごく寂しくて。
男友達にメールした。
「私、頑張って寂しいの我慢してたけど、どうしよう、だめみたい。。。」
そしたら、終電近くの電車で来てくれて。
一緒に飲みに行った。
不満をたくさん聞いてくれて。
少し、楽になったし、何より楽しかった。
時計は3時をまわっていて、友達を家に泊めてしまった。
とっても仲がよかったし、
信用もしてたし。
一緒のふとんで寝て、
気がついたら朝だった。
朝一番に友達は帰って、
私はバイトに行った。
そしたら、メールが届いて。
励ましの言葉と、慰めの言葉のほかに。
「ちょっと無防備すぎです(笑)」
って書いてあった。
なんにもなかったけど、
同じふとんで寝るとか。
やっぱりいけないことをしてしまったっていう罪悪感が溢れた。
友達には年下でできたばかりの彼女がいたし。
私がその彼女だったら、私のことどう思うだろう。。。
ひどいこと、しちゃったってたくさん反省した。
なんてひどい女なんだろう。
寂しさと辛さを理由に誰かを傷つけること、したなって。
こんな女のままじゃだめだよ。
しっかりするって決めたのに。
こんな人間のままじゃ誰だって私のこと、好きになんてなってくれない。
どうして今さら??
別れて1週間は全く辛くなんてなかった。
思い出すこともほとんどなくて、
泣くこともほとんどなくて、
追いかけようだなんて微塵も思わなかった。
けれど、
今さらになって病気が始まった。
ふーこを思い出す。
大切にできなかった失敗を思い出す。
後悔する。
そして、戻ってきてくれないかと期待する。
どうして今さら・・・?
答えは分かりきってる。
忙しかっただけ。
気が紛れて少しだけ忘れていただけ。
だから時間がたくさんある今さらになってこうなってしまった。
毎日弱音を吐く。
ありあまる時間をもてあます。
自分が意味のないものに思えてくる。
君がいないと私はこんなに弱くなってしまう。
もう、どうしたらいいかわからない。
かと言ってもう追いかけたりはしない。
したくない。
どうせまた失敗の繰り返し。
毎日が気持ちの変化。
安定しない心。
こんなに弱い自分なんて嫌いだよ。。。
私の野望。
私は失恋したらいつだってこう思う。
「絶対に見返してやる!後悔させてやるんだから!!」
それってイジワルな発想なのかな。
前向きでいいのかな。
だってそうじゃない??
私を捨てた男にはいつか絶対に惜しいことしたなって思わせたい。
もっともっといい女になって、
もったいないことしたなって思ってもらいたい。
そして、私はそのとき、その人よりも幸せになっていて、
ざまぁみろっ!
って思っていたいの。
私の醜い部分。
人間としては当然の感情なのかな??
とにかく私は、
ふーこがいつか私を見たときに後悔して欲しい。
今はそのパワーだけで毎日を生きているの。
恋愛中毒。
最近、毎日ふーこの連絡を待っている自分がいる。
自分からは決して連絡するつもりはないのに。
これは意地・・・?
ううん、そんなことない。
悔しいな。
やっぱりふーこは私のこと必要としてくれてるわけじゃなかったって、
いやでも思い知らされるから。
私は、なんとなく毎日ストレスを感じていて。
夜になるとなんとなく苦しい。
薬が切れた中毒症状ってこんな感じなのかなって思ってみたり。
私は恋愛中毒かな。
この苦しみが癒えるなら、
ふーこじゃなくていいから、
とにかく誰かに傍にいて欲しいだなんて、
そんな馬鹿なこと考えてる。
思い出BOX。
そんなもの一生作ることなんてないと思ってた。
そんなの作ってる男の子をばかにしてたくらいなのに。
記念日にドッキリでもらった大好きなディズニー雑貨。
100枚以上もある思い出の写真。
おそろいのストラップ。
生まれて初めてのペアリング・・・。
見ていると不意に思い出しちゃうから、
目の届かないところにそっと置いておきたかったんだ。
まだまだ、それを見て思い出だなんて思えないから。
最後にそれぞれを整理して見直してみると、
いろんなことが思い出された。
物には時を越えて記憶を届ける力があるんだね。
いちいち全部思い出しちゃって、感傷的になっちゃったじゃない。
ふーこ、君には気持ちの初めてをたくさんをもらったから、
きっといつまでも特別な存在であることは変わらない。
だからもう絶対に、君の全てを忘れたいなんて言わないよ。
あれから一週間。
ふーこと別れて今日で一週間。
あっという間でした。
その間に連絡はとってないし、
とろうともしていない。
今まで別れたときは、
毎日泣いて泣いてすがっていたのに。
今回は何かが違う。
思い出だけは残っているのに、
どんどんふーこ自身のことは忘れてきているみたい。
私は、今、ふーこを必要としていない。
おかしいな。
こんな状況願ったり叶ったりのはずなのに、
どうしてだろう。
・・・君を忘れてしまうことが妙に寂しく感じるのは。
失恋してからの変化。
あれから毎日何かしら予定が入って忙しく過ごしてる。
ふーこのこと、ほとんど考えずに済むから心は楽。
泣いてないし、
別に悲しくない。
連絡をとろうと迷うこともなくなった。
自分なりに元気だって思ってる。
・・・だけど。
食欲がない。
心では気づいてなくても、
体は勝手に反応している。
今まで、失恋したって、
どんなにつらいことあったって、
食欲がなくなることなんてなかったのに。
今までふーこと何度か別れたけど、
どっちかって言うと、ヤケ食いしてたのに。
何にも食べる気がしない。
大好きなチョコレートさえ。
飲み会とか色々あるから、
全然食べてないってわけじゃないし、
死んだりするわけじゃないんだけど。
自分からわざわざ買ってきたりして食べるのなんて、
ここ5日間全然ない。
知らない間に何か溜まってるのかな。
辛くないのに食べられない。
なんだか恐い。
ふーこがいなきゃ、
私は食べることさえできないのかな。。。
君がいなきゃ何もできない女になんてなるはずじゃなかったのに。
部屋は散らかりっぱなし。
何にも考えず、ただただ過ごす毎日。
退屈。
こんなだめな人間、いいかげん卒業しなきゃ。
自分の足でしっかり踏ん張って立てる女にならなくちゃ。
心では分かっているのに、体が言うことを聞かない。
私の欠点。
新しい恋するために、
自分を振り返ることもしていこうと思う。
同じことを繰り返さないために。
ふーことの別れをきっかけにもっと成長した自分になるために。
何を隠そう、私はコンプレックスの塊のような人間。
自分に自信はないし、
自分の見せ方を全く知らない。
学校で一番仲良しなのは、
小柄でかわいい女の子。
面白くって毒舌だけど憎めない子悪魔体質の子。
その子の隣りにいると、
自分が情けなくて、落ち込んでしまうときもある。
この子よりも自分を選んでくれる男の子が、
果たしてこの世の中にいるのかなって。
私の欠点は自分に自信がなさすぎること。
そう思った。
何かの本に書いてあった。
「自分に自信がない人よりもある人のほうが魅力的に見える」
ひとつめの目標。
”自分に自信をもてる人間になること。”
そのためにはそれ相応の努力も必要になるけれど。
よく言うよね。
自分が自分を好きになってあげられないのに、一体そんな人間誰が好きになるの?って。
もう一つ、
今日、男友達に私の悪いとこを聞いたんだ。
「お前の悪いところはねぇ、夢見すぎなところなんだよ」
あまりに夢見がちでついていけないって。
もっと現実を受け止めた方がいいって。
だから、ふーこも理想を押し付ける私といることを
窮屈に感じていたのかもしれない。
NANAって漫画で言ってたな。
「あいつは現実をわきまえてるよ。どこで習ったのかしらねぇけど、その上でひねずに夢見がちだからかわいいんだよ」
ふたつめの目標。
”理想は理想、現実は現実と分別できる人間になること。”
いつまでも、夢見がちな一人ごっこのお姫様じゃいられない。
新しい恋をするために。
ふーこと別れてから忙しい怒涛の毎日を送ってた。
バイトに、ライブに、遊びに。
新しい出会いだってあった。
ときめいた瞬間だってあった。
でも、恋に踏み込めないのは、
きっと、無意識にでも君と比べているからなんだろうな。
新しい恋するためには。
やっぱり君の事は全て忘れてしまうべきなのかもしれない。
世界で一番すてきで愛している君よりも
誰も魅力的に見える人なんているはずがないから。
どうしたら嫌いになれるのかな。
どうしたら忘れられるのかな。
このままじゃ後ろばかりが気になって、前に進めないよ。