中国共産党と河野太郎の怪しい関係(2) | 方丈随想録

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日本端子が製造する端子の用途の一つが太陽光パネルである。現在、太陽光パネルの生産では中国は世界で圧倒的なシェアを誇っている。中国が大儲けし、同時に日本端子が大儲けするために、ここで河野太郎の出番がやってくる。理屈としてはこうだ。温暖化防止のために二酸化炭素の排出を抑えるためのエネルギー政策を取るべきだ。原子力は原発事故の危険性が高いから抑制すべきだ。したがって太陽光発電や風力発電を推進すべきだ。こうした再生エネルギーによる発電を推進するために「再生可能エネルギー賦課金」を国民から徴収すべきだ。そして、日本全国の家庭から、一世帯当たり年間1万円が徴収され、太陽光パネルの購入費として相当額が中国に流れ、そのうちの一部が日本端子と河野家に流れている。「再生可能エネルギー賦課金」というよりも「河野家御用金」と言った方がいいかもしれない。

河野太郎は日本中を太陽光パネルで埋め尽くすだけではとどまらないようなのだ。中国はアジア全域の電気エネルギーの独占を意図し、「アジア・スーパー・グリッド」という構想を持ち出した。これはアジア全域に電線網を張り巡らし、電力のコントロールを中国主導で行おうというものだ。風力発電所をモンゴルなどに建設し、そこで作った電力を消費地に運ぼうという壮大な計画でいささか荒唐無稽なものだが、政府が決定すれば日本の資金を中国に委ねる方向に進み、中国の製造業とそしてもちろん日本端子と河野家も潤うことになる、という塩梅である。

「政治色のない公平中立な研究者」を装った「大林ミカ」が河野太郎の肝いりでタスクフォースのメンバーになり、日本の将来のエネルギー政策の策定に関わったのだ。ところが「大林ミカ」が資料として提出した書類に「国家電網」というロゴが入っていたので、中国国家電網が作成・準備した資料である可能性が高いと思われるのだ。「大林ミカ」はそもそも研究者ではないようで、学歴も不明、所属学会もないようだ。そもそも日本人かどうかも危ぶまれる。日本に潜入した中国人工作員の可能性もある。現時点で経歴不詳で謎の人物なのだ。孫正義が主催する「自然エネルギー研究所」にポストがあるので、研究者、あるいは専門家らしい評価を受けているのだろう。しかし、この研究所にしても、中国共産党の日本国内におけるプロパガンダ機関なのかもしれない。河野太郎に「大林ミカ」を紹介したのも恐らく中国政府の関係者だろう。何かと中国寄りの人物を政策決定過程に引き入れようと努めているのが河野太郎だ。

総じて河野太郎の中国関連の行動には疑問が起こる。昨年の千葉第5選挙区補選で当選したエリアルフィネは中国人帰化1世で、彼女の父親は親中企業ニトリの役員という。河野太郎が防衛大臣であったとき、「イージスアショア」の建設をあっさり取り止めた。中国が日本に向けて配備している中距離弾道ミサイルが無効化されるので反対していた背景がある。中国から河野太郎に建設中止の要望があったのだろう。更に、アメリカでは動画通信ソフトのティックトックの規制が問題になっているが、日本では全く問題にならない。河野太郎はティックトックの愛用者であると自認している程で、中国のIT企業に忖度していると思われる。一方でマイナカードには熱心だが、日本人情報の中国への流出には無関心である。これは何を意味するのかと疑うと、電力同様に日本人の個人データを中国に管理させたいのだろう。

河野太郎は自民党員を騙った中国共産党員、影の太子党の党員だと仮定すれば彼の行動がよく理解できる。国会でご指名で質問を受けて逃げ続ければ、「仮定」は真実として「証明」されたことになるでしょう。