●概要
一般社団法人日本産業カウンセラー協会の産業カウンセラー養成講座は、カウンセリングの基礎である「傾聴」の態度・技法と、支援活動に必要な知識を学べる講座です。学科試験と実技試験の両方に合格し、一般社団法人日本産業カウンセラー協会に登録することにより「産業カウンセラー」として名乗ることができます。
受験料:36,710円 【学科試験と実技試験 両方受験】
受験資格:産業カウンセラー養成講座を修了した方など
合格率:【学科試験】61.2%【実技試験】66.0%【両方合格率】57.4% ※2025年7月試験
試験日程:年2回 1・7月
場所はJR浜松町駅より徒歩5分。ビジョンセンターグランデ東京浜松町でした。㊨養成講座の修了証
●試験内容
●学科試験1 13:20~14:50(90分)
出題形式:◯×形式
問題数:150問
合格基準:150点満点で120点以上の得点
●学科試験2 15:30~16:10(40分)
出題形式:五肢択一
問題数:15問
合格基準:15問中、11問以上
東京会場の受験者数は597名でした。
●対策
産業カウンセラー試験の学科試験Ⅰは、基礎的な学識を問う問題が150問程度出題されます。試験時間は90分が予定されており、正誤をマークシート方式で回答、8割以上の正答で合格点に達するといわれています。1問につき30~40秒の時間で解き、出題範囲も広く、過去問題の公開もありません。日本産業カウンセラー協会の試験対策講座や、試験問題集が発売されているので、それらを活用しましょう。また学科試験Ⅱの「逐語問題」は、養成講座で学んだ課題学習「対話分析Ⅰ・Ⅱ」とは別物のため、こちらも試験対策講座や、試験問題集を使って対策する必要があります。私の勉強時間は3ヶ月、120時間です。
「産業カウンセラー試験 試験問題集」3,850円 学科試験1の問題は解説付きで、500題の問題を収録しています。学科試験2の問題は、2014年度、2015年度、2016年度、2019年度の試験問題を収録しています。私はそれ以外に、「産業カウンセラー 厳選問題集」と「産業カウンセラー 試験問題集 平成15.16年度」を中古で購入しました。
●試験
産業カウンセラーの試験では問題集と全く同じ問題も出ましたし、見たことない問題も出ました。半分以上の問題は問題集、もしくはe-Learningの理解度確認テストの問題でした。問題集の問題を少し単語や数字を変えた問題もたくさん出ていました。労働関係の法律と理論家は特に重点的に勉強しましょう。
●学科試験1
【感想】
・「産業カウンセラー 試験問題集」1冊だけで合格するのは難しい。e-ラーニングやテキストも見返して、余力があれば古い過去問題集を購入して対策すると良い。試験時間は十分に余裕があります。
【ポイント】
・「産業カウンセラー 試験問題集」500問は完璧にする。解説もしっかり覚える。そのまま出題されるのではなく、組み換え問題が多数。
・◯×問題のため、解答に正誤の偏りが生じる事があるが焦らないこと。(例:◯が何問も続くなど)
●学科試験2
【感想】
学科試験2は逐語記録の問題です。五肢択一で15問。合格基準は7割のため、4問しか間違うことができません。また、試験を経験した方の多くが、「時間が足りなかった」と答えているように、40分の試験時間で、逐語記録を全て読んでから解答すると、後半に時間が足りなくなるようです。
【ポイント】
・問題文を読んでから、その対象の部分まで逐語記録を読んで解答する
・常に時計を見ながら時間配分をする
●感想
なんとか合格ラインには達したかなといった感じ
。産業カウンセラーとは、働く人たちや組織が抱える問題を自ら解決できるよう、心理的な手法を用いて支援するカウンセラーです。その活動は多岐にわたり、産業、労働現場に通じたプロフェッショナルな支援者として、国や自治体、企業等から専門的な役割を期待されています。メンタルヘルス対策はもとより、パワハラ防止措置の義務化により、ますます産業カウンセラーのニーズは高まり、活躍の場が広がっています。あなたもこの産業カウンセラー養成講座で「産業カウンセラー」の資格取得を目指されてみてはいかがでしょうか。













