概要

インテリアコーディネーターは、住まい手にとって快適な住空間を作るために適切な提言・助言を行う、公益財団法人インテリア産業協会が資格認定する民間試験です。資格を取得するためには、一次試験と二次試験の双方に合格する必要があります。私は一次試験は1回で合格、二次試験は2回落ちてます。

 

受験料:14,850円(税込)/一次試験のみ 11,550円(税込)

受験資格:どなたでも受験できます

合格率:【一次試験】33.1%【二次試験】55.5% ※令和6年

試験日程:一次試験/9~10月  二次試験/12月

※一次試験に合格すれば、翌年から3年間は二次試験だけ受けられます。

 

試験内容

一次試験

一次試験はマークシートの択一式です。160分の試験時間で、9つの分野から出題されます。9つの分野には、インテリアコーディネーターの誕生とその背景、インテリアの歴史、仕事についてなど、基本的な知識を問われる問題が含まれるのが特徴です。
①事前説明 12:15〜12:30(15分)

②実施時間 12:30〜15:10(160分)

合格ライン:正式に公表されていませんが、全体の70%~75%と言われています。

 

㊨一次試験 合格判定通知

二次試験

二次試験はプレゼンテーションと論文です。プレゼンテーションは、課題に対して適したインテリア計画をたて、図面作成や着彩表現などを使って行います。論文では、与えられた課題でインテリア計画について文章で的確に表現します。
①事前説明 12:15〜12:30(15分)

②実施時間 12:30〜15:30(180分)

合格ライン:明確な合格基準は設けられていません

 

㊧1回目の試験 2022年12月4日(日) 不合格バツブルー 

㊨2回目の試験 2023年12月3日(日) 不合格バツブルー

※2024年は保育士実技試験と同日のため、受験できず。

インテリアコーディネーター2次試験対策講座

HIPSではインテリアコーディネータ-資格試験対応の合格対策講座を募集しております。1次試験(学科)対策から2次試験(プレゼンテーション・論文)対策までインテリアコーディネーター試験に完全対応した講座のラインナップ。今回わたしは、7月開講の2次対策総合集中講座(通学)を受講しました。

 

受講料:176,000円(税込)

総講座数:15回(全30時間)+模擬試験

講義時間:10:00~12:00

2次試験全国公開模試:11月16日(日)

※本番の今年度2次試験に不合格になってしまわれた方は、翌年の同講座が無料で受講できます。

 

こちらの教材は受講料に含まれます。(画像㊧)

・「インテリアコーディネーター2次試験 過去問題 徹底研究2025」

・「インテリアコーディネーター2次試験 過去問題 徹底研究2025」

・インテリアコーディネーター2次試験 練習帳[第8版]
・インテリアコーディネーター2次試験 一番わかりやすい合格論文入門[第12版]

こちらの教材は受講料には含まれません。お持ちでない方は必ず別途ご購入下さい。講座初日に会場にて販売いたします。

こちらの教材は受講料には含まれません。講座初日に会場にて販売いたします。(画像㊨)

インテリアコーディネーター資格試験「はじめてのインテリア製図 合格する図面の描き方[第4版]」(税込 2,750円)

カリキュラム

昨年の試験を突破できなかった方は、早い時期からの製図対策が必要となります。プレゼンテーション講義では、インテリア平面図、室内パースなどの書き方を実際の映像で学習する事により合格する作図法が身に付き、 また、論文の試験対策講義では、実際の論文を見ながら点数がとれる文章構成や読みやすい書き方等、合格に重点をおいた講義を行います。
 

場所は新宿駅西口より徒歩7分 HIPS東京校。対面講座の受講者数は12名でした。

感想

インテリアコーディネーター二次試験試験は、一次試験合格者を対象に、毎年12月に実施されます。昨年の二次試験合格率は、55.5%と一見、高い合格率のように見えますが、これには二次試験に複数回挑戦している人も含まれているためそう簡単ではありません。さらに、二次試験の難しさは、一次試験のように正誤がはっきり分からない点です。答案を仕上げても、合格ラインに達しているのかどうか、個人で判断していると、気づかないミスをしている可能性もあります。二次試験の勉強時間は100時間〜150時間程度が目安と言われています。そのためには、二次試験の出題内容を把握して、合格のポイントを整理し、早めの対策をとっていくことが必要です。一次試験を突破して、二次試験に何度も失敗してしまう私のような方は、2次試験講座を受講されてみてはいかがでしょうか。