概要

事業場でスタッフとして、あるいはラインにおいて安全衛生を担当されている方々は、安全衛生の基礎的な事項について正しく理解していることが求められます。今回は大阪安全衛生教育センターにお世話になりました。

研修期間:4日間 前日に入所可能(17時~19時)

1日目 8:00~9:00受付 9:20~18:40講習(12:00~12:50/昼食休憩)

2日目 8:30~18:40講習(12:30~13:20/昼食休憩)

3日目 8:30~18:40講習(11:50~12:40/昼食休憩)

4日目 8:30~15:20講習(12:20~13:10/昼食休憩) 15:20~15:35閉講式

受講料:89,100円 (テキスト代、消費税含む。) 宿泊は無料

修了証:修了者には修了証を交付します。

 

大阪安全衛生教育センターは新大阪駅から電車とバスで1時間30分くらい。教育センターの周りは街灯も少ない細い山道になっているので、明るいうちに行くことをおすすめします。

宿舎内の紹介

部屋(前/後)・食堂・ロビー・洗濯室・大浴場・運動器具・中庭

カリキュラム

1.安全衛生担当者の役割
2.労働安全衛生関係法令の概要
3.安全衛生教育の方法
4.安全衛生管理の進め方
5.作業設備、作業方法の安全化及び具体的災害防止対策
6.作業環境管理(実習を含む)
7.人間行動特性と災害防止
8.安全衛生意識の高揚をはかるには(KYT、TBM等の効果的な進め方)
9.健康管理
10.災害原因の分析及び統計
11.災害事例研究又はリスクアセスメント演習

 

安全管理者は職場における「安全」を、衛生管理者は従業員の「衛生」つまり健康を「管理」するのが目的で、作業環境の改善や従業員の健康維持に関する業務を担います。特に事業場の規模によっては選任の義務がありますが、新しく選任された担当者の方などは、業務内容を詳しく知りたいと思うこともあるのではないでしょうか。本コースは、安全衛生担当者の実務能力を高めることをねらいとしたもので、安全衛生管理のあり方、職場自主活動の進め方、災害事例研究に基づく具体的な対策のたて方等の安全衛生管理の必要事項について、系統的にわかりやすく研修します。

感想

企業は事業を行う上で、労働者の安全(労働安全)と健康(労働衛生)を守らなければなりません。また、単に安全で健康というだけではなく、快適な職場環境を形成するための取り組みが求められています。そのため、要件を満たす事業場では、職場の安全衛生管理を行うために、安全衛生担当者の選任が義務付けられているのです。本研修では、安全衛生スタッフ、ライン管理者等を対象に、安全衛生の基本知識及び最新の安全衛生に係る現状と対策についての知識・情報を習得します。労働災害を未然に防ぐために、法律で義務付けられている取り組みを行うのはもちろん、個々の企業がそれぞれの事情に照らして自主的な取り組みを行うことが重要です。貴社の労働災害の予防対策として、あなたもお近くの安全衛生教育センターでの受講を検討してみてはいかがでしょうか。