概要

アフターメンテナンスで多いクロスの隙間や切り貼り、壁穴の補修方法を学べる講座です。部分的な補修技術を覚えることで、クロス全体の貼り替えや補修にかかるコストや時間の削減になります。現場監督の技術習得に、職人さんのスキルアップに、掃除業者様の新規事業として等、住宅業界をはじめライフスタイルに携わるお仕事をされる方に人気の資格となっています。今回は一般社団法人 全国ハウジングマイスター協会でお世話になりました。
受講料:41,800円(テキスト代・認定料含む・税込)

受講資格:どなたでも受講できます

講習時間:12:00~16:30 ※認定試験30分含む

持ち物:筆記用具 ※当日使用する道具類はこちらでご用意いたします 

認定証:受講後、認定試験を行い、合格者にお送りいたします。

 

場所は新宿駅西口より徒歩7分 HIPS東京校でした。

カリキュラム

12:00~ 基礎知識(座学)

     クロスの隙間の補修(実習)
     クロスの切り貼りの補修(実習)
     壁穴の補修(実習)

16:00~ 認定試験(筆記30分)

     認定試験合格の際には、後日認定書を発行し郵送いたします。
16:30     終了

 

クロスとは壁や天井などの仕上げ材として貼る薄い装飾用壁紙のことです。種類としては、ビニールクロス、布クロスや紙クロスなどがありますが、色や柄が多く、価格も手頃なビニールクロスが主流となっています。クロス(壁紙)の役割には壁を傷や汚れから保護する、室内環境を快適に保つ、室内空間を演出するなどがあります。壁の木材や下地がむき出しの状態では、汚れがつきやすいだけでなく、水や湿気による被害も起こりやすくなります。一方、クロスをすることで、それらの傷や汚れを最小限に抑えることができます。また、壁紙の一部分がめくれてしまったり、汚れてしまったりしたときは、貼ったときと同じ壁紙があれば簡単に補修することが出来ます。クロスリペアマイスター認定講座では、技術のある職人からしっかりとクロスの隙間の補修、切り貼りの補修及び壁穴の補修を学び、元通りに補修する手順を学ぶ事ができます。

 

クロス補修作業手順
① 上貼りするクロスを用意する。②クロスをカットする。③クロスをはがす。④上張りするクロスの裏紙をはがす。⑤のりで貼る。⑥継ぎ目部分をローラーでしっかり押さえて、はみ出たのりをスポンジで拭き取りすると出来上がり~キラキラ初心者がやってもこのデキ!㊨他に壁穴の補修なども学びます。

感想

クロス(壁紙)にキズなどをつけてしまったり、穴をあけてしまってお困りではありませんか?一見、工務店やリフォーム会社に依頼するしか無いように思えますが、ホームセンターやショッピングサイトなどで購入できる道具で部分的に修復することが可能です。建築中の現場では施工の段階で多数無数のキズがついてしまう場合があります。現在、クロスの補修は木質建材補修と同様に建築現場で求められる必須作業になっています。この講座では、新築やリフォーム、日常生活で不用意についてしまったクロスのキズや、穴のリペアの方法について、実際に補修のプロが使用しているツールを使い、補修のコツ、色合わせのコツなどを細かく学べます。以前までは一度ついた傷や凹みは、張り替えや交換する方法が一般的でしたが、壁系のキズ補修は運送会社、引っ越しサービス、家具店や不動産店などの保守契約などで幅広く認知され、使用されています。あなたもこの講座でプロの知識や技術を学び、住宅の引越しに伴う原状回復や、新築物件の施主検査前の補修、経年劣化によるアフターメンテナンスに活かしてみてはいかがでしょうか。