概要

業務主任者の代理者とは、業務主任者が旅行、疾病その他の事故によつてその職務を行うことができない場合に、その職務を代行する事ができる資格です。

受講形式:オンライン講習

講習時間:21時間 法令は7時間、保安管理技術は14時間の映像配信による講習

受講料:17,200円 (検定試験料含む)+10,870円(講習テキスト・問題集)=28,070円

動画視聴期間:3週間

受講資格:どなたでも受講できます

合格率:60パーセント程度

備考:テキスト等のご注文(テキスト等は事前に購入して、ご受講ください。)

 

場所はJR池袋駅より徒歩5分 東京セミナー学院でした。

試験方式

オンライン講習(21時間以上)の動画教材の視聴を完了し、その後の受講に際してのアンケートをお答えいただくことで講習完了となります。筆記試験は講習開講日の約1ヶ月後です。
○業務主任者の代理者検定試験  
・法令8問/保安管理技術12問(択一式20問/90分)<9:30~11:00>
※検定試験では、四則計算のみができる電卓の使用は認めますが、関数電卓の使用は禁止します。

※検定開始後30分間は途中退室できません。

※問題用紙は回収します。お持ち帰りいただけません。

・合格基準:満点の60パーセント程度で合格となります。

対策

業務主任者の代理者の資格は、オンライン講習を受講して検定試験に合格することで取得することができます。第二種販売主任者と業務主任者は元を辿ると同じガスであり、第二種販売主任者の講習内容の範囲に業務主任者の範囲が含まれているため、テキストは第二種販売主任者講習と同じテキストを使います。当然、試験も第二種販売主任者試験と同じ内容で、その中から『高圧ガス保安法』と『計算問題』を除外した部分から出題されます。資格に代理者という名前がついておりますが、決して楽な試験ではありません。講習でチェックしたポイントと、過去問を繰り返し復習してしっかり対策しましょう。検定試験は講習開講日の約1ヶ月後です。

 

『第二種販売講習テキスト』2,520円+『液化石油ガス法規集』3,670円+『高圧ガス保安法規集』1,880 円+『問題集    第二種販売主任者試験問題と解説』2,800円=合計10,870円 ※『高圧ガス保安法概要』870円は代理者講習には必要ありません。

試験

なんとか合格ラインには達したかなという感じ照れ。今年3月に第二種販売講習検定試験を受験しましたが、その時と同じくらい難しい試験でした。過去問を4周して万全の態勢で望みましたが、わからない問題が3問ほど。試験問題の中には捨て問(すてもん)と言って勉強していても絶対わからないようなマニアックな問題が出てきます。20問中、12問以上で合格ですので、これから受験を考えてる方は十分に対策をして望んで下さい。試験案内には計算機の持ち込み可能と書かれてますが、計算問題は出題されませんので必要ありません。

 

検定試験の合否は1ヶ月後。合格すると、講習修了証が送付され、この修了証が資格証となります。第二種販売主任者並びに業務主任者の代理者の受験者数は100名でした。

感想

販売事業者は、高圧ガス保安法に基づく『第二種高圧ガス販売主任者』免状の交付を受け、かつ6か月以上の液化石油ガスの販売の実務に従事した者の中から『業務主任者』を選任しなければならないとされています。『業務主任者の代理者』とは、『業務主任者』が旅行、疾病その他の事故によつてその職務を行うことができない場合に、その職務を代行する事ができる資格です。その代行業務遂行中において、権限及び責務は業務主任者と同等とみなされます。販売事業者は、販売所ごとに1人以上を『業務主任者の代理者』に選任する事が義務付けられているため、とても需要の高い資格となります。あなたも便利になったオンライン講習を活用して、業務主任者の代理者講習を目指してみてはいかがでしょうか。