概要

墜落保護担当責任者(CP)コースとは、米軍基地内で建設工事を行う場合に常駐が義務付けられる「墜落保護担当責任者:CP」の養成講座です。今回は建設業安全衛生教育センターにお世話になりました。

研修期間:2泊3日 

1日目 10:20~10:30開講式 (12:00~13:00/昼食休憩)13:30~19:30講習

2日目 8:00~19:00講習(12:30~13:30/昼食休憩)

3日目 8:00~15:00講習(12:00~13:00/昼食休憩)15:30~閉講式

受講料:139,700円(食事代・消費税込み) 宿泊代込み

 

宿舎の紹介

建設業安全衛生教育センターは千葉県佐倉市飯野852 京成佐倉駅から送迎バス(無料)が出ています。駐車場(無料)を完備。

部屋・洗面所・洗濯機・乾燥機・大浴場・廊下・食堂

カリキュラム

おもな学科
・足場の組立、解体又は変更等の作業主任者の役割
・足場の種類
・足場の組立等の作業の計画及び足場の倒壊等の安全対策
・各種足場の組立、解体及び変更の作業
・工事用設備、機械、作業環境等に関する事項
・効果的な教育・指導の方法
・関係法令
・理解度テスト

おもな実技
・ハーネスの装着・脱着・点検・保管
・保護具の点検
・斜面昇降
・二丁掛け歩行
・はしご救助
・救助
・作業架台歩行
・ロープの縛り方・実技修得評価

 

日本の主な米軍基地は、三沢空軍基地(青森県三沢市)、横田空軍基地(東京都福生市など)、横須賀海軍基地(神奈川県横須賀市)、岩国海兵隊基地(山口県岩国市)、佐世保海軍基地(長崎県佐世保市)と沖縄の米軍基地群があります。米軍基地内で建設工事を行うに当たって、EM385―1―1の規定で「墜落保護担当責任者:CP」の常駐が義務付けられています。同資格の取得には、千葉県佐倉市にある建災防の教育センターによる墜落防止に関する学科と実技を併用した24時間のコースが代替講習として認められています。主な学科では、各種足場の組立、解体及び変更の作業、効果的な教育・指導の方法など。主な実技では、ハーネスの装着・脱着・点検・保管、保護具の点検、斜面昇降などを行いました。

 

墜落保護担当責任者(CP)コースの修了証は英語表記です。㊨はSSHO建設技術者安全衛生管理講座(工事主任コース)・(所長コース)の修了証

感想

米国海軍極東施設技術部隊では、米軍基地内で建設工事を行う場合には、EM385-1-1の規定で定められているSSHO(現場安全衛生担当官,Site Safety Health Officer)の常駐を義務付けています。SSHO資格認定講座は、在日米軍に認められた日本国内での日本語による同等の安全衛生研修となります。この資格を取得するためには、建設業労働災害防止協会が実施している、建設技術者安全衛生管理講座の講習を修了することが契約上必要です。建設業安全衛生教育センター(千葉県佐倉市)で実施している主なSSHO講座は3つです。建設技術者安全衛生管理講座(工事主任コース)、(所長コース)、そしてこの墜落保護担当責任者(CP)コース。米軍基地内における建設工事及び、各施設全般のメンテナンス及び修繕作業、電気設備工事や空調設備工事には必ず必要な資格。あなたも日本で唯一、千葉県佐倉市にある建設業安全衛生教育センターで米軍基地内施設におけるプロジェクトの安全衛生管理を学んでみてはいかがでしょうか。