概要

総合工事業者の店社(本社・支店)が実施する安全衛生管理方針、管理目標の樹立、管理計画の作成からその実践・評価に至るまで、安全衛生管理の重要事項について具体的・体系的に研修し、店社の安全衛生スタッフとしてその職務を遂行する上で必要な安全衛生管理に関する専門知識を修得し、総合的な安全衛生管理活動が展開できる指導者を養成することを目的としています。今回は建設業安全衛生教育センターにお世話になりました。

研修期間:3泊4日 

1日目 13:00~13:30開講式 13:30~18:30講習

2日目 8:00~19:00講習(12:00~13:00/昼食休憩)

3日目 8:00~19:00講習(12:00~13:00/昼食休憩)

4日目 8:00~15:00講習(12:00~13:00/昼食休憩)15:00~閉講式

受講料:156,420円(食事代・消費税込み) 宿泊代込み

 

宿舎の紹介

建設業安全衛生教育センターは千葉県佐倉市飯野852 京成佐倉駅から送迎バス(無料)が出ています。駐車場(無料)を完備。

部屋・洗面所・洗濯機・乾燥機・大浴場・廊下・食堂

カリキュラム

1.建設業の安全衛生 
2.労働安全衛生法及び関係法令
3.安全衛生管理体制について
4.労働災害補償の知識
5.安全衛生管理計画(演習含む)
6.安全施工サイクルの推進

7.災害発生時の調査及び事例研究

8.安全衛生教育の進め方

9.効果的な安全衛生パトロールの方法

10.リスクアセスメント手法

 

統括安全衛生責任者、元方安全衛生管理者、安全衛生責任者の選任が義務付けられていない中小規模の建設現場においては、現場全体の安全管理体制が十分確立されていないことが多く、労働災害の発生が懸念される状況にあります。このため、統括安全衛生責任者、元方安全衛生管理者、安全衛生責任者の選任を要さない、一定規模以上の建設工事に係る請負契約を締結している事業場ごとに、店社安全衛生管理者を選任し、当該建設工事を行う場所において統括安全衛生管理を行う者(現場代理人等)に対する指導等を行う必要があります。本コースは、4日間を通して安全衛生管理に関する専門知識を修得し、総合的な安全衛生管理活動が展開できる指導者を養成することを目的としています。

感想

日頃から「ご安全に!」と声をかけ合うことが日課となっていますが、なぜ安全衛生管理が必要なのか、何のためにこのような活動を行っているのか、考えたことはありますか?建設業には一品受注生産という特性があり、工事が完了すれば現場も変わります。安全設備を配するなどして作業環境を整えても、それを永続的に使用できるわけではなく、現場が変わればまた新たな場所で新たな対策を講じなければなりません。一つの現場においても、完成までの間、現場の状況や作業内容は日々変化していきますから、それに伴い安全対策も変えていく必要があります。このような状況下において労働災害の発生を抑えるには、企業全体で安全衛生管理に取り組み、従業員・作業員の一人一人が基本的な安全ルールを守っていくことが重要だと言えます。あなたもこの建設業安全衛生教育センターで、安全衛生管理の重要事項について具体的・体系的に研修し、店社の安全衛生スタッフとして活躍を目指してみてはいかがでしょうか。