概要

最大荷重1t以上のフォークリフトの運転作業に従事する方は、労働安全衛生法に基づく運転技能講習を修了しなければならないことが義務づけられています。フォークリフトの資格は最短で2日、未経験の方でも5日で取得が可能です。今回はPEO建機教習センタ神奈川(旧 日立建機教習センタ)に通い免除コース(11時間コース)を受講しました。

受講費用:24,000円(税込)

受講資格:大型特殊免許所有者又は、普通自動車以上の運転免許証を有し、かつ1トン未満のフォークリフト特別教育を受け、その後3カ月以上の業務経験があることなど

講習科目:学科7時間 実技4時間 計11時間(2日)

 

場所はJR横浜線 淵野辺駅より徒歩10分 日立建機日本㈱相模営業所の建物奥です。私は大型特殊免許所有者による免除コースで受講しました。㊨運転免許証

カリキュラム

学科 (学科7時間 実技4時間)
1.フォークリフトの荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
2.フォークリフトの運転に必要な力学に関する知識(2時間)
3.関係法令(1時間)
4.修了試験(45分)
実技
1.荷役の操作(4時間)
2.修了試験(1時間)

 

フォークリフトとは、荷物を積む(積載する)フォーク、ラムなどの装置と、これを上げ下げ(昇降)させるマストを備えた(エンジンなどの)動力付き荷役運搬車両のことを言います。フォークリフトは工場や物流倉庫、港や貨物ターミナルなど、いろいろな場所で使われています。倉庫等の閉鎖環境内であっても、フォークリフトを業務として操作するには、最大積載荷重に応じて「フォークリフト運転特別教育」、「フォークリフト運転技能講習」等の受講・修了が義務付けられており、また、公道を走行するためには、道路交通法に基づく車体寸法や最高速度の区分に応じた特殊自動車の運転免許が必要となります。

感想

倉庫などで見かけないことはないフォークリフトは、油圧を利用して昇降・傾斜ができる荷役自動車です。フォーク(貨物を運ぶためのつめ)を車体前面に備えていることが大きな特徴であることから「フォークリフト」という名称がつけられました。フォークリフトの主な動きは、車体前方のフォークを貨物の下部やパレットに差し込んで持ち上げることによる運搬です。比較的重い荷物を持ち上げた状態でも走行が可能なため、大量の重い荷物を移動させる際などに大幅な作業時間の短縮が見込めます。国家資格であるフォークリフト免許は、一度取ってしまえば一生モノの資格。しかも、比較的、簡単に取得できるので本当にオススメです。運転資格を取得していれば、さまざまなタイプのフォークリフトを扱うことができるため、幅広い業種の募集に応募することも可能です。求人雑誌などでも良く見かける倉庫内作業。自身の今後のキャリアも考慮して、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。