●概要
フィトセラピーは日本で「植物療法」と呼ばれています。6種類のカテゴリーにわかれており、ハーブ・アロマセラピー・バッチ博士の花療法・森林療法植樹・園芸療法・フィトケミカル栄養学に基づく食療法です。フィトセラピストになるためには、フィトセラピー講座7つを修了し、認定試験に合格して所定の申請・登録手続きを行うと、一般社団法人日本フィトセラピー協会より「フィトセラピスト」として認定されます。
直前対策講座:10:00~12:00/¥4,000(税込)
認定試験: 13;30~14:30/¥6,600(税込)
受験資格:フィトセラピー7講座修了者
試験の実施期間:年4回(3・6・9・12月)
持ち物:会員証・筆記用具・フィトセラピー7講座のテキスト(直前対策講座にご受講の方のみ)
場所は自由が丘駅より徒歩5分 ソフィアフィトセラピーカレッジです。
●対策
試験を受けるまでに受講しなければならない講座は、次のとおりです。
・フィトセラピーベーシック講座
・フィトフェイシャルケア講座
・フィトボディケア講座
・アロマリエ認定講座
・フィトストレスケア講座
・フィトヘルスケア講座
・ハーブティーソムリエ認定講座
それぞれの講座は1日で受講することができ、受講する順番などはありません。出題範囲は、7つの基礎講座で学ぶ公式テキストの内容を中心に出題されます。問題だけでなく実習で行った内容や、ハーブ・精油の効果効能も出題範囲となります。試験に不安が残っている方や、短期間で効率よく試験対策したい方向けに直前対策講座も用意されています。
●結果
なんとか合格ラインには達したかなという感じ。直前対策講座の参加は任意ですが、今回受験された15名全員が受講されていました。忙しい方や余裕を持って試験本番に臨みたい方にオススメです。フィトセラピストは、ハーブなどの植物に関する専門知識を持ち、目的に応じてカウンセリング、処方を行うのが仕事。どの植物を使うのが適切か、精油、ティー、浸出液など、どのような形で使うのが適切かを見極めることが重要であり、ハーブの効能や使い方とともに、医療の知識、科学的知識も必要となります。ハーブショップ等でお客様にアドバイスをするほか、フィトセラピー講師として知識を活かす道などがあります。
●感想
日々忙しい毎日の中でなんとなく体がつらいな。と思いつつも放置してしまうことってありますよね。でも、その体や心からの声に是非耳を傾けてみてください。そうすることで、自分の心と身体の状態を知り、ケアしてあげることができます。フィトセラピーとは、フィト(Phyto)=植物が持っている生命力の助けを借りて、人間が本来持っている自然治癒力を高め、心身を癒す療法のこと。日本ではフィトセラピーに関する正しい情報の提供・普及を行う「一般社団法人日本フィトセラピー協会」が、フィトテラピーに関する知識を持ち、活用できる専門知識を有することを証明する資格を設定しています。自分のライフスタイルに合わせて、心地よい形で取り入れることができるのも植物療法のひとつ。あなたもアロマとハーブ両方の基本の使い方を実習で楽しく学びながら、フィトセラピストを目指してみてはいかがでしょうか。