概要
「型枠支保工(支柱、はり、つなぎ、筋かい等の部材により構成され、建設物におけるスラブ、けた等のコンクリート打設に用いる型わくを支持する仮設の設備をいう。以下同じ。)の組立て又は解体の作業」を行う場合には、法定の技能講習を修了した者のうちから「型枠支保工の組立て等作業主任者」を選任し、その者に当該作業に従事する労働者の指揮その他の厚生労働省令で定める事項を行わせなければなりません。今回はコマツ教習所東京センタにお世話になりました。
受講費用:22,000円(税込)

受講資格:型わく支保工の組立て又は解体に関する作業に3年以上従事した経験を有する者など
講習科目:学科13時間 2日間 

※鉄筋コンクリートなどの建築物を建てる際には、まず型枠を造ってそこにコンクリートを打ち込みます。そして、その型枠を支えるものを型枠支保工と言います。

 

東京センタは駐車場完備 無料です。一番近い駅である八王子みなみ野駅よりバスと徒歩で20分程度です。

カリキュラム

□学科 13時間/2日間(修了考査時間を除く)
① 作業の方法に関する知識(7時間)
② 工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識(3時間)
③ 作業者に対する教育等に関する知識(1.5時間)
④ 関係法令(1.5時間)
⑤ 学科修了試験

型枠を組立て解体するにあたって資格等は必要なく、作業に従事できる年齢に達していれば誰でも行うことができます。型枠支保工の作業をするのに資格は不要ですが、型枠支保工の組立てだけでなく、解体する場合にも、「型枠支保工の組立て等作業主任者」が必ず配置されなくてはいけません。型枠支保工の組立て等作業主任者になるには、受講の条件を満たした上で講習を受け、終了時に修了試験を受けることで合格となります。(※終了試験は講習を普通に受けていれば落ちることはほぼありません。

感想

型枠支保工とは建設物でのスラブや桁などといった、コンクリート打設に用いられる型枠を支える仮設された設備のことです。こうした型枠支保工の組み立てや解体作業を行うためには、法定の技能講習を修了した者の中から「型枠支保工の組立て等作業主任者」を選任し、作業員の指揮などを行わせることと決められています。「型枠支保工の組立て等作業主任者」は支保工として目指した資格で、型枠大工にとって重宝されている資格 『玉掛け』『足場』『小型クレーン』の一つです。私達の暮らしを守っている強いコンクリート。型枠大工の安全や品質に対する熱い想いが、コンクリートを支えています。あなたも作業主任者資格を取得して、町の暮らしを支える型枠工事の職人を目指してみてはいかがでしょうか。