概要

大型特殊免許とは、ホイールローダー、クレーン車、ブルドーザーなどの特殊な大型自動車で公道を走るための免許です。大型特殊免許を取得すると、全長12m以下×全幅2.5m以下×全高3.8m以下の特殊車両が運転でき、小型特殊自動車や原動機付自転車の公道運転も可能になります。今回はKANTO モータースクールにお世話になりました。※普通免許保持者の例です

教習料金:【学生】87,670円【一般】93,170円

教習時間:学科は無し 仮免なし 技能講習 6時間 期間は3ヶ月間

適性検査:両眼で0.7以上、かつ一眼で其々0.3以上など

 

参考までに・・・教習所に通う場合、合宿、一発試験の費用の比較※普通免許保持者

自動車教習所に通う場合:一般的に7~13万円の費用が相場となります。
合宿免許の場合:最短で4日間 関東では7~10万円くらいが相場のようです。
一発試験の場合:受験料2,600円+試験車使用料1,450円+免許証交付料2,050円=6,100円。一発試験は、合格するまで免許証交付料以外が毎回かかります。

 

KANTOモータースクール 溝の口校は学科試験合格率は神奈川県で4年連続合格率がトップになったことがあります。

カリキュラム

・大型特殊免許を取得するまでの流れとしては、「指定自動車教習所に入学・入校する」→「免許取得の前提条件となる適性検査(視力・聴力・運動能力検査など)を受ける」→「技能講習・学科講習を受ける」→「卒業検定(卒業証明書交付)」→「免許証交付(運転免許試験場での適性検査)」です。

大型特殊免許は、指定自動車教習所の場内コースで教習が行なわれ、路上教習が無いのが特徴です。また、仮免許も無いので6時間の技能講習を受ければ、卒業検定を受けることができます。通常は2週間程あれば取得することが可能です。

・卒業検定

課題走行と法規走行で合格基準に達しているかを試験します。教習所卒業後は住所地「運転免許試験場」で適性検査をクリアすると大型特殊免許が当日に交付されます。

 

←が私の免許証 →が免許の全種類の配置です。

感想

大型特殊免許とは、クレーン車やロードローラー、トラクターやフォークリフトといった特殊な大型自動車を運転するための免許です。一般的な四輪車とは見た目も運転方法も全く異なるため、一見、運転は難しそうで、試験のハードルも高そうに感じてしまいますが、普通免許などを持っていれば短期間で取得できます。大型特殊免許は、あくまで公道を走行するために必要な免許です。特殊な大型自動車の運転の場合、実際に現場で作業をする場合は、その作業に合った作業免許(講習)が必要になります。大型特殊免許取得と重ねて取得することで、特殊車両の運転と同時に作業の幅が広がるため活躍の場が増えますし、キャリア形成にとっても有利に働きます。求人でも重宝される免許でもあるので、ぜひ取得を目指してみてはいかがでしょうか。